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STAY(ステイ)じゃなくて、LIVE(リブ)な暮らしを

地域に関わる仕事や街づくりがしたい人が年々増えてきてるイメージ。同じようなペースで相談に乗るケースも増加。その際に毎回伝えているだが、我々はじまり商店街は別に「街づくり」をしているのではなく、街づくりをしている方々の「伴走」がメインなのである。

街づくり、コミュニティづくり、ファンづくり…「づくり」ができるのは、その「場(or 地域)」に根ざした人間だけだ。あくまではじまり商店街がやっている事を広く伝えるために、ホームページやプレゼンの時に「〇〇作り」と言っているだけである事をご了承いただきたい。

さてさて、そんな「街づくり」をしており地域で実践者として活躍するローカルヒーロー(の卵も含む)に会いに不定期だが2〜3ヶ月に1度「イベントキャラバン」なるものを自分はやっている。

▼イベントキャラバンとは?

はじまり商店街 代表 くまがい けんすけが 、車で移動しながらニューワーケーション(旅や旅行ではない、暮らしに寄り添ったワーケーション)を実験・検証しながら新しい暮らし方・働き方、強いては生き方を提案する企画。移動しながら生活し、現地の住民の方や、街づくりの実践者と話し合いながら、コミュニティを越境する価値を再定義していいます。ちなみにイベントキャラバンでは、軽やかに移動できるために車で移動を心掛けている。

▼過去のイベントキャラバン実績

①東京ー岐阜 by Bicycle

イベント例
\GW開催@岐阜県各務原市/
動いて、話して、繋がって。 あなたと作る未来”場作り”会議

参考記事URL
【各務原】「動いて、話して、繋がって。 あなたと作る未来”場作り”会議 」 が開催されました!
By さかだちブックス

(キャラバン感想)
これは2019年のゴールデンウィークを利用しての初めてのイベントキャラバン。しかも自転車で東京から岐阜まで走りながら、各地でイベントをするという謎な体育会系イベント(笑)ご一緒したのは我らのインフラ企業 Peatix Japan株式会 コミュニティマネージャー(当時)滝沢さんと共に走ったのだ。総走行距離は約400kmぐらいだったよーな?

これの何がツラかったかというと、イベントが毎日あるので確実に余裕を持って現場に到着しなければいけないので早朝出発する。これの繰り返し。たしか1日は休日があったよーな。もし今後も自転車で走るような事がある時は、余裕を持ったイベント日程を設計しないとなって感じ。

②東京 - 塩尻 - 珠洲市( 石川県)-姨捨(長野県) - 東京 by Car

イベント例
イベントキャラバン2020 #4
石川県珠洲市 宿泊施設を活用したアートな街づくり
〜能登半島の末端で最先端なコミュニティのあり方〜

参考動画URL

本日のテーマはコチラ イベントキャラバン2020 #4 石川県珠洲市�宿泊施設を活用したアートな街づくり...

Posted by はじまり商店街 on Tuesday, September 29, 2020

(キャラバン感想)
石川県の珠洲市に移住した木津さんに会いに行くのが主たる目的。今まで行ったことがない能登半島の最北端に向けて1人で車で移動。移動距離と移動時間が長いので、運転だけしている間もインプットできるようにyoutubeで本の要約チャンネルを聞きながら勉強しながら走ってたよ(笑)もちろん1日で珠洲市へ行くのは自殺行為だと思ったので、各地を転々としながらと。

印象的だったのは、珠洲市で活動するローカルヒーローの卵たちの実績はインターネット上ではなかなか拝見できないのだ。なぜなら、そういった人たちは別に有名になりたくて街づくりに関わっているのではなく、彼等自身が住む街が好きで、より良い街にしようとしているだけ。つまり、見ている目線が外ではなく内にあり、行動の厳選が自分自身の魂なのだ。

自分より年齢が若い方たちからは、本当に学ぶ事ばかりである。そんな36歳のくまがい。

③東京 - 韮崎(山梨県) - 富士見町(長野県)- 東京 by Car

イベント例
長野県富士見町 移住 or 多拠点生活な暮らし方の選択
〜自然に囲まれた森の『富士見 森のオフィス』で実現する、あなたらしい人生とは?〜

参考動画URL

本日のテーマはコチラ 長野県富士見町 移住 or 多拠点生活な暮らし方の選択 〜自然に囲まれた森の『富士見...

Posted by はじまり商店街 on Thursday, December 10, 2020

(キャラバン感想)

今回も車で移動。ずっと行きたかった「アメリカヤ(山梨県韮崎市)」と、「森のオフィス(長野県富士見町)」に訪問して、実践者の方と話をした。何が凄いって、東京よりも圧倒的に人数が少ないエリアにも関わらず、ヒトが集まっているという事。しかも年代性別問わず街の人たちが訪れる多様性のある空間としても成り立っているのだ。

アメリカヤを仕掛ける千葉さんは元々韮崎市出身の方で、高校生の頃に駅のホームから見えるアメリカヤの屋上にある看板を見て育ったという。今では街を盛り上げるべく、アメリカヤ近郊エリアの物件を取得していき、少しずつ韮崎に小さな点を打ち続けながら面でとらえる街づくりを実践中。

まるでシムシティ(笑)

大きなリスクを取りながらも、内側に秘める青い炎はメラメラ燃ゆる。


④沖縄県(那覇市→コザ 沖縄市 →うるま市) by Car

イベント例
 沖縄県読谷村 場所にとらわれない私の「沖縄移住日記」
〜旅する暮らしの先で見つけた10のTips〜

参考動画URL

本日のテーマはコチラ イベントキャラバン2021#1 沖縄県読谷村 場所にとらわれない私の「沖縄移住日記」...

Posted by はじまり商店街 on Monday, March 15, 2021

(キャラバン感想)
まるで海外のような沖縄、ってかもはや海外だったわ。特にそのように感じたのがコザっていう沖縄市にあるエリア。近くに米軍基地があるので、建物、ヒト、文化、雰囲気などが海外に来たような感覚になった。個人的にはとても大好きなエリアではあるが、クセがあるので好き嫌いも千差万別だろう。とはいえ、日本では感じられない海外感は、コロナで国外に行けないからこそ定期的に訪れたい場所でもある。

今回のキャラバンでは、都内から沖縄に拠点を移して活動する実践者の方とのオンラインイベント。完全移住、沖縄メインの多拠点生活、都内から徐々に沖縄に軸足をシフト移住など、住まい方が多様化している事を感じるキャラバンだったなー。

▼イベントキャラバンをやる理由

とまぁ、これまでいろんな場所に行きながらローカルヒーローと一緒にイベントをやってきて思ったのが、地域が面白いというコト。それぞれのエリアで活躍する実践者の人たちは、どうやったら自分が住まう街が豊かになるかを考えて、実践して、検証してを繰り返す。仕事と暮らしに境界線はなくて、働くコトが暮らすコトだし、暮らすコトが働くコトでもある。つまり、めっちゃ「生きる」をしてるんだよね。

正直、お金がふんだんにあるわけではないけども、自分自身の人生という名のレールをトンカントンカン汗水垂らしながら作る様はチョークール。あ、お金に関しても物価が安いし、食料とか自給自足でシェアしたりするから、場合によっては都会よりお金が貯まるかも(笑)都会にいると本当にお金がかかるわー

そんな色んな地域で等身大に生きる青い炎を持った人たちをもっと知って欲しいな。キーワードあげるなら一旦はこの2つ。

「大移動時代に向けての検証実験」と「コミュニティを越境する価値創造」

これについてはまたの機会に書こうと思う。ので、しばしお待ちを。

▼まとめ

今回は自分が定期的に実践してるイベントキャラバンのまとめのまとめ話でした。このイベントキャラバンは、これまで出会いで繋がってもう一度会いたいな思うローカルヒーロー人に会いに行くっていう企画で、仕事(お金になる)があって行ってるというよりは、自分たちが信じる未来を創造するために行動してるって感じかな。

地域で活躍する実践者の人たちは暮らしを作っているなと痛感させられる。暮らしを作るのは、いつだって自分自身だ。

「STAY(ステイ)ではなくて、LIVE(リブ)な暮らしを。」

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