見出し画像

宮崎県北の魅力を伝える地域商社 合同会社TABERU代表 ”林 幸広さん”

困ってる人を助けたい!人の笑顔をつくりたい!ただそれだけ。とってもシンプルな信念を持ち続け、笑顔をつくり続ける。宮崎県北からのメッセンジャー。林幸広さんのお話を伺ってきました!

林さんのプロフィール
出身地: 宮崎県日向市
活動地域: 宮崎県北
経歴: 元美容師、障がい者福祉施設職員。それと同時に様々な地域活動を行う。
現在の職業および活動: 平成30年9月より合同会社TABERUを設立。食の地域商社として宮崎県北の食材を全国に広めている。
座右の銘: 頼まれごとは試されごと

「人の笑顔をつくりたい!」生きてる上で、どこまで広げられるかが目標。

Q1.どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか?


小さい頃から、親から決められる生き方しかないっていうのは嫌だって思ってましたね。

18歳で美容師になりました。30歳の時に、3.11の東日本大震災が起き、自分のリスペクトしてた先輩が、「自分たちの出来る事をやろう!」ってボランティアに行ったんです。

その時に自分は行けなくて、「何もできなかった!!」って、ずっと後悔していました。

自分には何が出来るんだろう?って考えるようになり、そこからボランティアで訪問美容を始めたんですね。

美容師の仕事も人に喜んでもらえますが、訪問美容の方は、正整に諦めている障がい者の方や高齢者の人たちの美容を整えます。その方たちの喜びが、ものすごいんですね!!!
その姿を見て、「ここまで喜んでもらえるんだ!!」「人は変われるんだ!!」って、とても感動し、生きがいになりました。

その後、訪問美容と、福祉施設の二足の草鞋で働きました。
障がい者には働き場所はあるんですが、やりたくない事をしているし、本人たちもやりたくないって自覚してるってことに気づき、辛いだろうなって思ってました。そこから、障がい者が働ける職づくりを始めました。

レストラン、町の買い物支援、色んな職業をつくりました。その中のひとつが、今の「日本一のマスタードづくり」にもつながってきます。

色んな出会いの中で、農家さんが「想いを込めて、とっても品質の良いものを生産しても売れない」という現実にも出会いました。その問題を解決するために、今は生産者もしながら、生産者たちの集まりで、商社を立ち上げました。

共通してるのは、「人の笑顔をつくりたい!」って気持ちです。

それを、生きてる上で、どこまで広げられるかが目標ですね。生きてる間は完結しない課題。自分がやれるところまでやって、後世につなげられるかが、使命だと思っています。

Q2.AIが活躍する時代に必要とされるニーズとは?

人間の豊かな心の部分は、どんな形になったとしても残さないといけない。どんな時代においても、人口が減っても、残さないといけない。
たとえ最後の一人になったとしても、日本の伝統や文化や人として生きる様は、残さないといけない。
気持ちや想いは残せると思うんですね。
どんな状況においても諦めない。人としての生き方、ありがたさ、思いだけは忘れちゃいけない。

どんな時代になるかは想像できないから何とも言えないけど、AIの時代になるのは必然性ですけど、人間は人間だと思っています。

Q3.どんな美しい時代を創っていきたいですか?

仲間というか、同じ人間として仲間意識をもって、みんなで和気あいあいと取り組んでいくっていうのが、人間らしくて美しいと思う。
同じ問題や同じ楽しみを共有しながら、苦しいときにも生き抜いていく。
世界がどんなに変わっても、人間らしさを残すことは美しいと思う。

人間らしさは、困ってることもみんなで解決していくって事。多様性を求められるけど、いざっていう時に団結力が求められる。震災の時もそう。何かあったら団結する。
それが人間らしさ、それが美しいと思う。それが日本人は特にあると思う。

世界を知らないだけかもしれないですけど、日本はとても豊かな国なので、「自分だけが」ってだけじゃなくて、人を優先させたり、思いやる生き方って、昔から変わってない気がする。

モノを争う国もあると思う。
けど、日本は、しきたりを重んじたり、なんて言ったら良いのか分からないんだけど、そういうのがあるんじゃないかな。
日本の一番美しいところは、我が我がじゃなく、誰かの為に、何かの為にとか。
経済にしても、こんな小さい国でもトップですよね。
ひとりじゃなくて、みんなでやってるからトップだと思います。情熱があるんじゃないですかね。

Q4.読者へメッセージ

シンプルなんですけど、大きなことはやらなくてもいいんですが、目の前の半径何メートルでもいいんですが、「自分の為に」じゃなくて、「誰かの、何かの為に」って、ごみを拾うだけでもいい。
その行動をすることで、その一歩から、なにか見える事があると思います。
ぜひチャレンジしてもらえたらと思います。

誰かの何かのために行動するって一点だけ。それが変化のキッカケになる。心が豊かになる。その豊かさゆとりが出来ると思います。

記者:宮崎県北の魅力を伝える事から始まったお仕事が、どんどん広がり、各地、日本全国とつながっていく、WinWinする関係性をつくっていっていらっしゃると感じました。
その林さんの想いにとても共感しました。これからも応援しています!ありがとうございました(^^/

********************************************************************

林 幸広さんの活動、連絡については、こちらから
↓↓
SNS: 
https://www.facebook.com/yukihiro0157


【編集後記】
インタビュー記者を担当した、熊倉、堂本です。
林さんのお話を聞いてると、本来の日本人らしさ、人間の美しさ、きれいな心を思い出す様な感覚になりました。
AIが出てくる時代だからこそ、本来の日本人が得意としている、思いやり、支え合い、団結が必要とされる。そんな学びになるインタビューでした。
林さん。ありがとうございました(^^)

********************************************************************

この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36


#合同会社TABERU #宮崎 #宮崎県北 #魅力 #合同会社 #地域商社 #繋がり #地域活性 #美容師 #農業 #団結 #思いやり #日本の良さ #和心 #日本一 #和製マスタード

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?