蛇足 『職人歌合』
「職人」というのとは違うのだが、「職人」で思いついたことがある。道楽で陶芸をやっている。2006年10月に陶芸教室に通い始めた。今となっては何故始めたのか記憶が無い。作業はごく個人的なものなので、他の生徒と特に親しくなるわけでもなく、ただ毎週出かけて何事か作業をして、先生と話をして帰ってくる。始めた頃は上手く作ろうとか、こういうものああいうものを作ろうとか、当然のように欲があった。ある程度技量が上がると、ひょっとしたら作家として生きていけるかも、などと妄想を抱いたこともあった