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雑記2023-08-09

神聖かまってちゃん、最近たまに聴いている。高校生の頃に聴いていたら本当にこればかり聴いていたような気がする。そういう質感の音楽って良い。

お祭りに行ってきた。お祭りが大好き。友人たちと待ち合わせていたんだけれど、その数時間前に会場に行きぶらついていた。酒を飲みながらブラブラする。そういう時間が溜まらない。なんだか幸せ過ぎた。友人たちと合流して変な置物を買い、串焼きと水ヨーヨーを持ち拭き戻しを咥えて歩いた。お祭りにあてられて、口角がずっと緩んでいた。「23歳がする顔じゃない」と何度も言われた。まぁ、たまにはそういう日もある。
お祭り、沢山行きたいな。

この前、後輩の車に乗ってドライブみたいなことをしていた。その後輩のスマホから曲が流れているんだけれども、なんか流れる曲が凄いセックスだなと感じた。卑猥とか低俗とかじゃなくて、性との距離が近い曲ばかりでなんだか面白くなった。ただ、こういう面白みは直接伝えるような面白さではないし、それを伝えることは相手に対して失礼かもとも思うから、ずっとそのことばかりひとり考えてやきもきしていた。
見聞きしたとき、直感的にセックスだなという物事がある。音楽だったり、映像だったり、何であっても。それは性的なことを表現しているからとかそういう問題ではない。例えば、モーモールルギャバンの曲聴いててセックスだなと思うことはあんまない。でも、クリーピーナッツの曲聴いててセックスだなと思うことはある。これに関しては自分の中で熟させてからまた書きます。多分。

そういえば最近、西尾維新の新刊を読んだ。すらすら読めた。自殺が一つテーマにある作品だった。その書き方が荒唐無稽で良い。良い本なのでぜひ読んでください。
西尾維新の死生観みたいなものは昔からずっと一貫性がある気がするな~とこの本を読んで少し思った。自分は戯言シリーズが滅茶苦茶に好きなんだけれど、あの世界って人が簡単に死ぬ。でも、人が簡単に死ぬのは仕方ないけど、人が簡単に死ぬのは駄目だろっていうことを作品世界の中で言い切っている、気がする。不条理を受容することと不条理に怒ることを同時にやっていた。
そういう姿勢って美しいなぁと思う。正しいかどうかは分からないけれど。
ともかく、皆さんもぜひ読んでください、「ウェルテルタウンでやすらかに」という本です。作中にさらっと呪いの一言が入っていて感想を迂闊に書けません。

お祭りと音楽と本の話でした。23歳の夏、夏休みとまで言えるようなものは無いけれど、ぼちぼち楽しむぞ。

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