サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼道/7日目
サンティアゴ・デ・コンポステーラ観光
サンティエゴコンポステーラに昨日到着し、1日を使って街を観光した。そんなに大きな街でもないため、観光には1日で十分だった。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ教会の近くには、観光案内所があり、到着した当日に証明書をもらいに行ってきました。
そして翌日はその近くにあるConvento de San Francisco de Santiago修道院に行ってみました。外はそこまで華やかではないですが、中はとても美しく、とてもいい場所でした。観光客もいない静けさの中で、修道院の中で少し時間を過ごしました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂には、博物館が併設されており、こちらにも入ってみました。展示物はスペイン語だったりするため、あまりわからないけれど、どうもこの教会の建築についてや、キリスト教に関するものなどが展示されていました。特によかったのは、博物館の4階にある外廊下に出られること。ここから、広場を一望できました。
お昼になったので、教会を背にして、左側の細い路地を行ったところにあるPulpería O Piornoというタパスバーのようなところでランチをすることに。この街に来て、メニューでよく見かけた2枚貝のバター焼きのようなものと豚肉、サラダを注文。観光地価格出会ったため、値段は少し高めでしたが、味は美味しかったです。
街を歩いていると、カミーノを歩いていた時に出会った人たちに再会もする。チリからやってきた親子。カミーノを歩く最終日に、抜きつ抜かれつした親子。私のことも覚えていてくれた。彼らはこれからポルトガルまで行くそうだ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の中にも入ってみた。正面からはどの教会からも入れず、だいたい横に入り口があることが多い。この教会も正面には博物館の入り口しかなく、聖堂の建物に沿って、横側に行ってみる。
下記の塔のようなところから入ることができた。
さすが大聖堂と言うだけあって、中も豪華。広い教会の中を散策しながら歩き、時には少し椅子に座ったり。キリスト教を信心しているわけではないし、宗教的なものをまったく信じていない私だけれど、人の思いが作る雰囲気というか、そういうものには圧倒される。
翌日朝には、電車に乗り、マドリードへ。
出会いがあるこんな旅をしてしまうと、普通に観光地に行って美味しいものを食べるだけの旅が物足りなく感じてしまう。熊野古道もそうだけど、人と出会うことは人生で一番エキサイティングなことなんだなと思いました。
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