2021/9/1

どうもkumanutsです。
9月になりましたね。私は大学生なのでまだ夏休みです(ドヤ)。てかまだ1ヶ月もあるってすごいな(感動)。だから今までなら8月の終わりには来てきた焦りがまだきていません。
ところで私はこれから(正確には9/2)山梨に行きます。農業をしに行くのです。たしか2020年の9月頃のnoteでも農業に行ったと書いたはずです。よかったら私のプロフィールから月別で探してみてください。今回も同じところでお世話になります。前回は流れてきましたが、今回は自分からお願いしますと言ってきちんと計画を立てて準備もしていきます。楽しみ4割、きついだろうなという不安3割、昨年と同じぐらい得られるものがあるのかどうか期待が大きすぎやしないかという考えすぎが3割、と言ったところです。
さっき「まつさをな」という演劇をリアルで観てきました。ええありがたいことにリアルで開催していました。感染対策はバッチリです。先頭の人はフェイスシールドをつけていただくよう言われていました。うちの大学のサークルが開催していて、同級生がそこに所属していたからです。正直演劇ナメてました。そもそもあまり観る機会がなかったのもありますが、記憶に残っているのはミュージカルばかりなので比べてはいけないのかもしれませんが、ミュージカルは「なんかすごい」というまずまずの印象を持っていたので、演劇も最後はそのような感想を持って帰るんだろうなぁと多少思っていました。せっかく誘ってもらったし、時間もお金もあるし、という受け身的な気持ちで向かったのでした。始めは「ああ、すごく練習したんだろうな」とか「こういう風に魅せるのか」といった冷静で客観的に皮肉っぽく観ていました。ですがその中でも親方役の方がとてもぴったりハマっていてもう親方としか呼べない!彼女はかっこよかったなぁ。座り続けて80分ほど経ったのでしょうか(時計を見ることはしなかったので完全な当てずっぽうですが)、気づくと私の目前には台と照明と役者だけがいる舞台ではなく、小田原にいました(時代、場所設定が小田原なのです。そして砲台の製作が異端視されるような時代です。)屋敷と稽古場と、夜中月明かりに照らされる路地裏とが見えたのです。役者たちによって私は話の中に入っていったのです。まるで小説を読んでいる最中にその中に入っていくような。完全に引き込まれました。惹かれました。言い方は悪いですが、まさか演劇なんぞでこのような感覚になるとは…!ここまでは期待していませんでした。素晴らしいです。パナいです。ふと我にかえって、私が引き込まれたことに気づくまで3,2,1……「うわ、まじか。」ぶったまげました。
言葉遣いが一定でなかったこと、現代風の笑いがところどころに混ざっていたことは人によっては微妙だと感じるかもしれない。今考えると万人受けする方に持っていったんだろうなと思います。小説やアニメでメタ発言をするようなものです。一時的には面白いが、世界観にどっぷり浸かっている人にとっては邪魔でしたかない。しかしそこまで浸かれていない人にとっては面白い。演劇の途中で入り込んだからか私は両方とも感じました。「面白い、思わずフッと笑ってしまう」という感覚と「うっとうしいな」という感覚の両方とも。
「まつさをな」は本日が初公演だったようです。ラッキー⭐︎最高の演劇を見せてくれたサークルメンバーと、それを支えてくれた数々の人々、そして誘ってくれた彼に感謝を。

「まつさをな」でなくてもいいので、演劇をしばらくみていなかった方は「久しぶりに…」という理由ででも観てみてはいかがでしょうか?

おやすみなさい。さようなら今日の私。

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