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読んだ本まとめ【2023.08】

9月になりました。9月は誕生月なので
昔から何となく特別感のある月です。
日中はまだまだ暑いけど、朝晩の空気がちょっと
冷たくなって秋を感じます。
我が家にはまだ学生もいるし、夏休み感のある
仕事がある人もいるので
8月はペースが乱れがち。
お一人様時間が取れなくなって
私は1人でピリピリしてました( ̄▽ ̄;)

今月印象的だったのは
『透明な夜の香り』『黄色い家』です。
透明な〜の続編、赤い夜の香りも読みましたが
私の印象としては、透明な〜の方が良かったです。
続編がでたら読みたいですけどね。



2023年8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3108ページ
ナイス数:484ナイス


https://bookmeter.com/users/137328/summary/monthly/2023/8

■赤い月の香り

【074】【図書館本】絶対音感ならぬ絶対嗅覚?を持つ調香師、小川朔。今回は朔がスカウトした青年、満が雇われる。『香り』なのか『匂い』なのか言い方で印象変わるよね。私も匂いには敏感だけど、それは『好きな匂いか嫌な匂いか』だけで何の匂いかは全く分からない。独特の世界観で好みが別れる話かなと思う。前作の一香がまだ朔と繋がっていて嬉しかった。
読了日:08月30日 著者:千早 茜
https://bookmeter.com/books/20877733


■この夏の星を見る

【073】【図書館本】白い辻村さん。コロナ禍におけるTHE青春て感じの話。渋谷と五島と茨城の中高生がオンラインで繋がってスターキャッチコンテストを開催する。面白くないわけじゃないけど、最初から最後までコロナの話が付きまとい、ちょっと憂鬱な気持ちになってしまう。求めてた辻村さんじゃなかったなー。登場人物と同じくらいの、中高生に読んでもらいたい本だと思う。
読了日:08月29日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/21271562

■怖い患者 (集英社文庫)

【072】医療物のイヤミス。短編集。どこまでが本当でどこからが嘘なのか、最後まで読んで混乱する。もやもやするし、怖っ!と思うけど、もっと読みたくなる不思議。でもこういうことありそうだなあ。リアルさが残ってるからの怖さなのかも。面白かった。
読了日:08月22日 著者:久坂部 羊
https://bookmeter.com/books/21394694

■なりたい しゃばけシリーズ 14 (新潮文庫)

【071】久しぶりのしゃばけシリーズ、14弾。『なりたい』というタイトル通り、『◯◯になりたい』という短編集。久しぶり過ぎて最初はあんまり…だったが、やっぱり面白く、ほっこりする。神様を呼びつけて何になりたいか聞かれる所が始まりなのだけど、若だんなも神様はやっぱり怖いのね。
読了日:08月20日 著者:畠中 恵
https://bookmeter.com/books/12443261

■スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

【再読】1つも覚えてなかった(笑)コーキの章であ、そうなんだ!?がいっぱい。この伏線回収に、初読みのときにやられてしまって辻村さんにハマった記憶が…。狩野の仕事の話とかスーと芦沢さんの仕事とかサラッと通り過ぎちゃってもったいないなあ。でもこれ以上長くなると読めないかもしれない😅ただただコーキと環のハッピーエンドが嬉しかった。読後感よき。未読のVTRも読もうかなあ。
読了日:08月15日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/570029

■スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

【再読】この本は最初に読んだ時もそうだったけど前半がダルい。狩野と正義の区別も付きにくいし、誰が喋ってるのか分かりにくいところがある。再読も時間かかったー(笑)もう下巻はいいかなと思ったけど、話忘れてるし、せっかくなので読もうと思う。
読了日:08月14日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/570026


■黄色い家 (単行本)

【070】【図書館本】初読みの作家さん。厚くて文字が多くて最初はイマイチ入り込めず。惣菜屋のバイトがコロナでなくなった独身の花はネットの小さい記事に黄美子の名前を見つける。それは20年前、一緒に暮らした女性で封印していた過去を思い出す…。貧困と毒親と今で言うところの闇バイト的な危ない仕事。お腹いっぱい。最初から最後まで不穏な空気が付きまとい、1つもスッキリしないまま読み終えた。お金は大事だけど、お金は人を狂わせる。住むところと仕事と家族があることがありがたいなあと思う。
読了日:08月06日 著者:川上未映子
https://bookmeter.com/books/20548664

■透明な夜の香り (集英社文庫)

【069】嗅覚が人より優れている調香師、朔が暮らす洋館で家政婦として働くことになった一香。何となく薄暗いイメージが付きまとう話なのに読み終わるのが残念な気持ちになる。朔に香りを頼む依頼人も癖のある人が多いがミステリーとも違う、お仕事小説とも違う、でもこの感じ好きかも、と思える話だった。一香の抱えている過去や朔の生い立ちなど、盛りだくさんなのにお腹いっぱいにならない。続編もあるみたいで楽しみ。
読了日:08月02日 著者:千早 茜
https://bookmeter.com/books/21007600

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