稲刈りを見るのが好きだ。

今年もその季節がやって来た。
周辺の田んぼでは、既に稲刈りが始まっている。
我が家の目の前の田んぼも、そろそろなのでは？とにらんでいる。
稲刈りの日にたまたま出掛けてしまっていて、帰ったら終わっているとちょっと寂しいし、悔しいのだ。

息子が小さい時は、「前の田んぼ、稲刈りやってるよ！」と言うと、とても喜んで、かっこいいコンバインを田んぼのすぐ縁で眺めたり、追っかけて走ったりしてくれて、堂々と稲刈りが見学出来た。田んぼの持ち主のご夫妻も優しくて、お話したり良い時間を過ごした。

時は過ぎ、小４になった息子は、ゲームの方がいいみたいでもう一緒に見てくれない。
私だけがわくわくしながら、２階からこっそり眺めさせてもらっている。

しっかり実ったきれいな色の稲が、コンバインの進む通りにまっすぐ刈り取られ、田んぼから無くなっていく。コンバインが端まで行って次の列に方向転換する様子も見ものだ。
エンターテイメントだし、季節のとっても素敵な一場面だと思う。