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熊本県知事選にまつわる地元紙の報道から考える。「歯磨きをするように」政治の話を。

なるほど、熊日のこの報道のことか!

熊本県知事選に出馬予定の木村氏に蒲島氏「師弟のバトン」 自民県連集会で|熊本日日新聞社 (kumanichi.com)

こんな場面を写真付きで大写しにして報道するなど、熊日新聞は大問題だ。今日は縁あって、熊本県知事選に出馬予定のもう1人の候補、幸山政史さんのお話会に行ってきた。幸山さんはこの「師弟のバトン」報道に触れ「蒲島県政のバトンを誰に渡すか、決めるのは蒲島氏ではなく、熊本県民の皆さん方のはず」と。確かにそうだ! それなのに、熊日は早々とこのような報道をするとは何事か。幸山さんは、「今の県政は、すべて県議会などで議論する<手前で>既に決められてしまっている。県知事ではない人が上ですでに大きな方針を決めてしまっているのではないか? 本来は議論の後、最終的に決めるのは首長であり、その決断プロセスについて説明責任を果たさなくてはならないのだがそれがなされていないのではないか? それでよろしいのか」というような問題提起もされた。幸山さんのことは以前熊本市長をされたことのある方、という認識があるくらいで、特に思い入れもなく知人の誘いで出かけたのだが、幸山さんの話を聞けて良かった。質疑応答では、私も質問をさせていただいたが、誠実に答えていただいた。とにかく、公明正大な県政を望む。

で、私たちはもっと、政治の話を井戸端会議的に、日常的にしたほうがよいと常々感じている。なので、私は敢えて政治の話もバンバン話題にしていく。空気変えなきゃ! れいわの山本太郎も、いつも言っている。「政治から私達の手を離したら、政権は好き勝手なことをし始める。常に監視していなくては。民主主義を育てるのは私たち」と。そう思う。

アンチ山本、アンチれいわの方も、1度は彼らの動画を見てみるとよろしいかと思う。『ザイム真理教』で森永卓郎さんが暴露したような「消費税は福祉目的」の嘘(実際は、法人税減税の穴埋め)をはじめ、今の政治を取り巻く状況を、数万枚に渡るパワポスライドを使用し、誰にでも分かりやすく解説している。全国津々浦々を回り、人々の話に耳を傾け、丁寧に言葉を返す。そんなやり取りをもう何年も続けている稀有な政治家・山本太郎。きっと俳優業は、政治家になるための序章だったのだろう。これが最良かどうかは分からないが、ABEMA Primeの動画を貼っておく。これは566万回も再生されたという。「政治に興味がない」という方ほど、ご覧になることを推奨する。

「政治=生活」。

そろそろ、「歯磨きをするように、政治の話をする」習慣を。

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