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光る君へ15話。おごれる者たちを自然観察。

ちょうど2週間前に春休みで石山詣をしてきてたので、我が家では大盛り上がりした回でした。残念ながら雨だったのですが、むしろそのおかげで水を吸ったコケが一層きれいでしたし、多くの鳥もさえずっていて「ここで源氏物語の着想を得たんだな〜」だから、たくさん動植物が出てきてるんだろうな〜。もしかしたらドラマの環境音もここで録音してるのかな〜。あー、音声さんとお話ししてみたいなあ〜。

と、想像が膨らんだ旅でした。


このページの構成
[雰囲気音]or[演出効果音]+鳥の名前:シーン
セリフ
[感想]

雰囲気音とは、シーンのリアルさを演出するための音。
演出効果音は、それとは別で意図して入れている音。

[演出効果音]ツミ:道隆のやりたい放題

キィキィキィ

内裏ではよく肉食の鳥が鳴いています。優雅なシーンに見えて、後ろではキィキィキィと。食う、食われる。一筋縄ではいかない貴族ライフ。ボク、こんな暮らしだったらすぐ胃が痛くなっちゃう。

[演出効果音]ヒヨドリ:公任が「お前んちの兄ちゃん出ていかないんだけど」

ビェー

[演出効果音]カラス:のんだくれ道兼@公任の家

[演出効果音]ヒヨドリ:実資「66人も位を上げたが、どう思われる?」

ビェー

[演出効果音]ツミ:摂政様ってやり方が悪どすぎな〜い?

[雰囲気音]カワラヒワ:定子「きれい」

[雰囲気音]ヒヨドリ:定子「父上の政が…」

[雰囲気音]アカハラ:まひろの書き写し中

[雰囲気音]ホオジロ:ききょうさまの近況報告

ウグイスも聞こえる
家の下に水が流れてて寒そう、湿気すごそう

[雰囲気音]コチドリ、ヒヨドリ:ききょうの初出勤

ピピピピピ、ピーキュルル

コチドリなのかちょっと自信ないですが、チドリ系かと。千鳥は和歌にも読まれているので、意味があるのかと思って調べましたが、あまりドンピシャではなかったので、これは単なる雰囲気音。

[演出効果音]ツミ:一条天皇も合流

キィキィキィ
天皇の後ろでは肉食の鳥が鳴きがち

[雰囲気音]ヒヨドリ?:道長、道隆に直談判

[雰囲気音]?:弓比べ

いろんな鳥が鳴いているのとBGMが大きくて、ちょっとわからなかったです。フィールドレコーディング。石山寺だったりして。笑

[演出効果音]ドラミング:弓比べ(対道長)

たまにダラララって音が入ったの気づきました?2回くらいかな。。キツツキの木を叩く音。「つつくなら、おいらも!」と混じりたかったのかな?(単なる楽器の音だったらごめんなさい。笑)

[雰囲気音]コオロギ:8歳も下の甥相手に馬鹿なことをした…

明子さん表情変わったね。別人みたい。

[雰囲気音]コオロギ:雅信危篤〜旅立ち

[演出効果音]モズ:まひろのクッキングタイム

ギギギギ

石山寺へ行きましょうよ〜と台所でお話ししている間、後ろでモズがギギギと。これはモズの警戒音。秋という意味なのか、やめとけって警戒音なのか…

[雰囲気音]キジ:もうすぐ石山寺ですよ

ケンケン!

[雰囲気音]カワラヒワ:私たち一緒に暮らしません?

キリリリ
川なのでね。カワラヒワ。

[演出効果音]カケス:さわ「才気もなく殿御を引きつけるほどの魅力もなく…」

[雰囲気音]カラス:疫病で川に人々が

リアル…

こんなに野鳥を並べられてもわからんわって方へ

最後に宣伝です。
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まとめ

今週は源氏物語のオマージュかと思われる自然描写は見つかりませんでした。どこかに隠れていると思うんですけど、そもそも源氏物語を読んだことないですから、見つかるわけないですね…。
いつも、自然描写の「あれ?」って違和感から探っているので、今回はそれが見つからなかったです。

話は別ですけど、石山寺、とても良かったですよ。秋にまた行きたい。

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