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ようやくBARへ。

緊急事態宣言の影響で行きつけのBARが休業。
退屈な暮らしの数少ない、楽しみを味わうことができなくってしまっていた。BARに行くこどが暮らしの一部になっていたので、さみしくて仕方がなかった。

しかし、今週から営業再開。
しょうもない俺の生活に、楽しみが帰ってきた。
また店の雰囲気を味わうことができる、マスターに会うことができる、その場に居合わせたお客さんと雑談ができる、運がいい時はお客さんから奢ってもらうことができる。
営業開始して、すぐに店に行くのは恥かしい気もしたが、行きたい気持ちの方が大きく即、飲みへ。
店に入った瞬間に感じる、ダンディでセクシーな雰囲気、落ち着いたマスター。『これ!これ!』と内心興奮。休業の間、何やかんや悩んでいだだろうマスターも元気そうでななにより。

さっそく、安定した最強のハードボイルドの『ジャック・ダニエル』のロックをカッコつけて注文。手元に出させれて、興奮を冷静にしてからの人一口目。全身に美味さが染み渡る感覚をたまらない。感極まりそうになった。


カウンターには他にもお客さんがいて、楽しそう飲んでいた。マスクを外して飲むので、その時に顔をみることができ、みんないい表情で飲んでいる。久しぶりに他人の笑顔をまともに見ることできて癒された。少し前まで当たり前で、大したこと幸福を感じていなかったが、飲めない会えないストレスを経験すると、かなり幸福と感謝を感じる。

緊急事態宣言中は飲みに行けない分、お金が少しだけ余裕があった。しかし、これからは飲みに行くことが多くなるそうなので、カツカツの日々を過ごさないといけなくなる。

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