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海外で仕事するなら英字キーボードを選んだ方が良いと思う理由

カッコ良いからという理由で英字キーボードを選ぶ人がいます。

つまりキートップにひらがなの表記がないのが美しいと思う美意識です。わたしには全然この美意識が理解できないですけど・・・

英字キーボードがカッコ良いか、カッコ悪いかはさておき、海外で仕事をするなら英字キーボードにしておいた方が良いと思います。

英字キーボードにはUS配列とUK配列がありますが、一般的にはUS配列を選んだ方が良いと思います。

US配列はアメリカ式、UK配列はイギリス式です。
UK配列の方がリターンキーが縦長だったりしますし、MacBookの場合、表記がUS配列よりもシンプルだったりします。

その理由をいくつかご紹介します。

1)USキーボードなら世界のどこでも入手可能

中国で普通に打っているキーボードは英字配列です。正確に言うと米式英語配列です。

Macに限らず、Windows機もキーボードはUS配列です。ただCaps Lockキーに「中/英」という表記がある場合があります。

普段からUS配列のキーボードに慣れていれば、中国でJIS配列のキーボードが手に入らないとしてもストレスなく仕事を継続できると思います。

2)USキーボードでも日本語入力に不具合はない

ではJISキーボードではなくてUSキーボードにすると効率が下がるかというとそうでもありません。

基本的なキー配列に違いはありません。

ただ半角キーや日本語入力・英語入力への変換キーがないだけです。しかしこれもアプリで解決できます。

わたしはMacを使っていますので Karabiner ー Elements というアプリを使っています。

このアプリをインストールして、スペースキーの右の⌘キーを単独で押すと「日本語入力」に、左の⌘キーを単独で押すと「英語入力」に変更するように設定しています。

また左側のCaps Lockキーをコントロールキーに変換していて、通常のUSキーボードと同じ配列に変更しています。

これでJISキーボードを使っているときとほぼ同じ構成でキーボードを使うことができます。

このKarabiner ー Elements は無料の使用できるアプリですので、USキーボードにしたからといって追加費用がかかるわけではありません。

3)でも学生には日本語キーボードの方がウケる

USキーボードを使っていても、まったく通常の運用に問題はありません。しかしJISキーボードを使うことによるメリットもあります。

それは学生にウケるってことです。

ひらがながキートップに印字されている端末など、彼らが見る機会はほとんどありませんからウケます。映えます。

でもローマ字入力をしていて、キートップの平仮名はあってもなくても良いと説明すると、一瞬で関心もなくなってしまいます。

おまけ)Apple公式サイトからだとUS・UK・JIS配列を選べる

ちなみにMacBook Air だろうが、Proだろうが、Magic キーボードだろうが、中国の公式サイトからであればお好みのものを購入できます。

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恐らく世界のどこの国であっても同様でしょう。

それでどうしてもJIS配列が良いとのことであれば、公式サイトからの購入をお勧めします。わたしも中国でJIS配列のキーボードを購入したことがあります。

でもHHKBで英字キーボードを選んでからは、ずっとUS配列を利用しています。この方が職場であっても自宅であっても同じ配列で仕事ができますし、今後、もし企業で仕事をする場合でも同様に便利だろうと思います。

細かいことですが、こういったことも海外にでて始めて気づくことかな・・・なんて思いました。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。また明日。

ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは日本語教材や資料の購入にあてます。本当にありがとうございます。