中国の不動産価格が下落してるらしいけど、人気のエリアはやっぱり強気な件
2015年9月に中国広東省で暮らしはじめて、早8年半。
今の家は、中国で9件目の家です。
頻繁に引っ越したのには理由があります。
大家さんに「自分たちが住むから出ていってね」と言われたり、隣人がアレな人たちで心の平安を保つために仕方なく引っ越したりしました。
そして今のマンションの契約終了まで残り四ヶ月となり、次の家をどうしようかと悩んでいます。
ちなみに今のお部屋は築3年ほどで、ほぼ新築。機密性が高く湿気の時期でもジメジメしません。
マンションの下にマクドナルドとスタバ、各種コンビニもあり便利そうですが、田舎なので外食などには困ります。
ロフト式のお部屋で2DK、家賃は5600元でして、日本円で考えると11万2000円くらい。日本と比較すると高いなと感じますが、この街では普通のお値段です。
ただ職場まで40分程度かかること。地下鉄の乗り換えが面倒くさいことを考えて、交通の便がもっと良い場所に引っ越すことを考えています。
さて、最近日本でも報道されましたが、中国の不動産価格は下落しているようです。
中国のニュースをみないので、地元でどんな報道がなされているのかわかりませんが、不動産情報オタクのわたしの観察では賃貸の価格に変化はありません。
中国人に聞くと、空き家が増えているので家賃は下がるんじゃないという意見がほとんどですが、賃貸情報アプリや仲介業者さんの情報によると横ばい、もしくは多少の値上がりのようです。
ただ、市の郊外になると一気に家賃が下がります。
例えば、市の中心から1時間ほど郊外に進みますと、家賃相場は半額から1/3ほどまで下がります。
例えば、今住んでいる場所で80㎡のマンションを借りようと思えば、10000元(20万円)は必要ですが、郊外になれば5000〜7000元で見つけられます。
さらに、郊外のタワマン(中国のほとんどはタワマンですが)は、新築もしくは築浅物件なので、設備も新しく快適です。それで、わたしの知人たちも郊外へ引っ越す人が増えています。
加えて、この数年で地下鉄の路線が増えました。
それで、満員電車に耐えられるのであれば、郊外の新しくて家賃も控えめな家を選びたいと思うのも理解できます。
さて、この賃貸に出されている不動産ですが、大家さんが抱えている負債に対して、家賃は折り合いません。
それで、不動産価格が上がっていかないなら、大家さんはいずれ経済的に破綻するのではと思います。
そんなわけで、人気のエリアの不動産はこれからも強気のお値段に、そして郊外の不人気エリアは、そこそこのお値段に落ち着いていくのではと思っています。
そして、わたしたちが引っ越したいと思っているのは、人気のエリアです。掘り出し物なんて滅多にありませんが、散歩がてら物件を探してみようかなって思っています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!
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