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北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝 第5巻の感想

どもども、くまざきつかさです😌

今回は、「金曜ドラマ 北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝 第5巻」の感想を書きました。


5巻の表紙だよ↑
くまざきはKindle派🐻


個人的に良かったなぁと思うところは、以下の通りです。

①ラオウ役の島田さんの人柄

今回の巻の見どころは、ラオウ役の島田さんの初登場です。
島田さんは身長210センチ145キロの元バレー選手。体格に恵まれているからこそ、タレント活動に制限が掛かっていた分、ラオウ役を得るための熱量が段違い。

オーディションに受かるために、身体を鍛えてムキムキになる。これは肉襦袢を使用していると気づかなかったための勘違い。でも、オーディションまでの3ヶ月間で筋肉を仕上げるって生半可なことじゃない。

そのほかにも、撮影用の動物に自ら触れ合って懐かれる気さくな人柄の描写が微笑ましいです。特に周りの声にとらわれず、トラに気軽に触れ合う姿が素の姿で大物すぎる。

トラと気さくに触れ合った後に、戦闘用の偽トラを躊躇なく破壊して、最初からラオウの風格が出てて面白いです。

今までの俳優は、北斗特有の流血や残虐描写に最初は戸惑う姿が描かれていたので、最初からそこに迷いのない島田さんが他とは違う特別感を感じました。

②北斗の現場に馴染んだトキ役の大石さん

前巻で階段から転び落ちた大石さん。怪我の状態がひどく、しばらく休息に入る。優しすぎる人柄のせいか、事務所や現場の人に迷惑をかけたという罪悪感からやつれる。監督から「別人じゃねぇか!」と言われるくらい。

でも、その姿から死の灰を浴びたトキの姿を新たに作り出す。白髪の長髪で頬がこけた姿、より世紀末の聖者感が増す。

Newトキで撮影に入るも、怪我が完治してないので立てない。でも、座ったままでも北斗神拳継承者としてのトキが完成する流れが突拍子ないけど面白かったです。

個人的には大石さんが、トキの北斗神拳の効果を自分から意見してるのが良かったです。全巻までは現場の雰囲気に馴染めるかなと思っていたのに、今回の巻では自分からアイデアを出すぐらい役に入れ込んでいて、いい感じに馴染んでるわぁと思う。

後、監督の演出の都合で秘密を抱えることになり、悩んでいる姿も大石さんの優しい人柄が出ていて味わい深いです。

③各役者の大小の成長 ※くまざき主観です

ケンシロウ役の橘さん
敵を蹴り上げるシーンに身体を鍛え続けてることを実感する。1巻の頃は蹴りのアクションが大変そうだったので。

レイ役のかざきさん
休業中にジャギ役の朽木さんから教わったメソッド演技の成果が発揮される。演技のリアリティが増し、より現場への熱意が高まった印象です。その分、自分の役が死ぬのを知ったら、どうなるのかなって思う。

リン役の氷室さん
元々プロ意識が強かったけど、今回は身体を張るようになり、さらにパワーアップ。ひっぱたかれようが、髪を掴まれようが、演技のためならドンとこいな姿勢がカッコいいぞ。

後、自身の演技のプライドから、かさきさんのメソッドに対抗心を燃やしてるのがいい。現場の中でのメンタルのカッコよさが際立ってて良かったです。

「金曜ドラマ 北斗の拳 ドラマ撮影伝 第5巻」の感想は、以上です。

またね~🐻✨



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