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歯科医院が苦手な理由に向き合った

歯科医院が苦手でした。理由を挙げると
お金がかかる
どの歯科医院がいいかわからない
何をされる(されている)のかわからない
口を開け続けているのがつらい
心を折られる
とあります。

そんな私ですが、一昨年、虫歯と歯周病の治療で歯科医院にきっちり1年通いました。
備忘録を兼ねて、苦手なことをなんとかできたあれこれを書いていきます。

お金がかかる
たまたま収入が上がったのと、転職してからコロナもあって飲みに行くこともなかったのとで、なんとかお金を捻出できました。
もっとも、まめにメンテしに行っていればお金(と時間)がここまでかかることはなかったのです。
しかし、口腔リテラシーが低く、そんなにまめに通う場所だと知りませんでした。
「何かがあったときだけ行く場所」という認識を、私の親もしていたと思います。ちなみに親も歯を数本、早々に失っています……。
そして「何かがある状態かどうか」は、素人にはわからないのだと思い知りました。
痛みもないし自分では頑張って歯みがきしてるつもりなのに「歯周病がある」「みがけてない」「歯石いっぱいある」と言われました。
まあ、まめに行けばこれらも解決なのです(でも最初の一歩がね……)。
今やLINEで「そろそろ検診いかがですか?」ってお知らせが来ますし、そのままスマホで予約できますし、ずいぶんとハードルさがりました。

どの歯科医院がいいかわからない
ン十年前に親知らずが生えてきて近所のクリニックに行ったとき、なんの検査もなく「これは虫歯です」と治療済みの歯を削られたことがあり、大変モヤモヤしたことがありました。
たぶん、今はそんなことはないと思いたい……です。
ちゃんとレントゲンを撮り、歯周ポケットの検査もしてくれるはずです。
現在は、クリニックのホームページを見ればある程度の情報が得られるので、選ぶ一助にはなりますね。
私がお世話になっているのは、近所にあるクリニックです。
以前、職場から通えるクリニックに行っていました(顎関節症になって、すぐに診てもらえるところがそこしかなかった)が、突然残業になることが多くドタキャン多発で通いきれませんでした……(すみません)。通いやすいところが無難。
いちばん近いクリニックは、ネットでは評判よかったんですが、一度、自治体での無料検診でお世話になったときに「歯科衛生士さんがちょっと自分と合わないかな」と思っちゃいました(すみません)。ストレスがなるべくかからないところを選んだほうがいいですね。

何をされる(されている)のかわからない
まずもって、いろんな医療グッズも先生や歯科衛生士さんも背後に存在し、声をかけられるのも背後や横から。ただでさえ緊張しているのに、話しているときどちらを向いていいかもわからない。
治療中は目を布で覆われるし、「今から◯◯しますね」という声かけもしてくださるけどそれが何なのかわからない。
それらに、やっぱりモヤッとしたものを感じていました。
今では、後ろが気になったら振り向くようにしています。
それに現代はYouTubeで、治療中の動画や、歯科関係者の方の解説動画などもいろいろ見られるようになりました。イメージが湧くようになったらずいぶん気持ちが楽になりました。
といっても、ほんとうは、取られた歯石や抜かれた歯は、まじまじとためつすがめつ観察したいんですけどね……。

口を開け続けているのがつらい
前にもこの noteで、ストレスで口の動きが悪かった話を書きましたが、顎関節症で数ミリしか口が開かないという症状を経験した以外にも、大口を開けるのが苦手です。ものすごく疲れてあごが痙攣してきます。
偶然、あごの可動域を広げる動画を知って実践したところ、だいぶ改善されました。ほんとうに感謝です。こんなお役立ち情報が無料でいいんですか(著作、数冊買いました)。
歯科衛生士さんにも、開け続けているのがつらいことを話して配慮いただきました。

また、花粉症で鼻づまりがひどくこれも口を開けているのがつらい原因になっていたのですが、今では症状がほぼなくなり、このハードルもクリアできました。
これも、以前noteに書きましたが、腸内環境が整ったおかげのようです。

心を折られる
上述したとおり、自分なりに頑張っているんです。歯みがき。
なのに「状態が悪い」「ちゃんとみがけてない」と認定されると凹みます。
メンタルが赤寄りの黄色信号だったころでもあり、そうとう感じ悪い患者だったと思います(すみません……)。
歯ブラシをちゃんと新品に取り替えるとか、デンタルフロスを使うとか、そういったことでだいぶ改善しましたし、今通っているところでは私がうつを抱えていることや上手にみがけないことを知って、無理のないようなアドバイスをしてくださっています。
ちなみにデンタルフロスを使い始めたところ、ずいぶんと口腔環境が改善し、「予定よりも治療が早く済みました」と歯科衛生士さんに褒められました。
それまでダメ出し(←言い方……)ばかりだったので、うれしかったなー。
歯と心を救うのは、フロスですね!
私がフロスのよさを知ったのはこちらの音声コンテンツです。当時は職場で、頑張っても毎日ダメ出しと説教をされていてかなり病んでいたころだったので、努力が正しく報われる嬉しさを久々に味わえたのをおぼえています。感謝感謝です。

以上、苦手な歯医者通いを続けられた話でした。
歯のことについては、いつかもう少し書くつもりです。

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