くめた

日本の教育に一石投じようと、塾講師として日々試行錯誤中。思うところまとめ、読後まとめ中…

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日本の教育に一石投じようと、塾講師として日々試行錯誤中。思うところまとめ、読後まとめ中心。

マガジン

  • 読後まとめ

    読後のまとめをまとめています。 できるだけ楽しんでもらえたり、読みたいなと思ってもらえるように、と思って書いてます。

  • 映画・アニメ感想まとめ

    インスピレーションを受けた映画や映像作品の感想。 好きな人と語りたい。 語りながら酒飲みて〜。

最近の記事

読書

また書き始めてみる。特段誰に向けるわけでもないけど、思うところを発信し続けるってのも大事かなと思って。 よく、「読書趣味です」と話すことがある。 どのくらい読むんですか? とか 好きな作家はいますか? とか聞かれるけれど、そんな網羅的にいろんな本を読んでいるわけじゃないから、そういうのにはうまく答えられない。 自分の中では、1冊読んで、「あぁ、この考え方(感じ方)はすごくいいな」と思えるものが1つあれば、十分良かったって思っていいのかなと思う。 べつにそんな、力

    • エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読んで

      人生のバイブルシリーズの1つで、最後に読んだのは5年も前のことだった。これ、新訳版とあるけど、さらに更新されたようなので、入手困難で高くなっている。最新版も読んでみようと思う。(大筋同じとは思う) 今後は、こういう、人生を大きく変えてくれた本を再読したり、読んだ時点で「これは!」と思ったものを記事にしていこうと思う。 以前は、内容の要約を中心に考えを書いていたけれど、基本は一部引用をしながら、つらつらと思うところを書いて、今現時点での自分の気持ちの記録としたいと思う。

      • 最優先事項 第二部 第4章 (7つの習慣)

        〜3121文字(6分で読めます)〜〜 第二部〜大切なのは最優先事項を優先すること〜 から、読んだところまでをまとめます。第二部は第4章から第10章まであるけれど、そのうち、最初の1章分(第4章)を読んだのでまとめていく。 まずは読み進める上で理解が必要な3つだけ以下にまとめておく。 1.優先順位の考え方前回の復習になるけれど、まず優先順位は、ものごとを4つの領域に分け他場合に、すでに明確に決まっている。 第1、第2、第3、第4領域とある中で、明確に、 第2領域>第1領域

        • 最優先事項 第一部 (7つの習慣)

          〜〜5523文字(10分で読めます)〜〜 世界的な成功哲学のバイブル『7つの習慣』より、特に第2、第3の習慣に注目して、時間管理や目標設定の仕方についてまとめた本。 その内容をできるだけ分かりやすく簡単にまとめます。 最後に簡単な穴埋めテストもつけておくので、一緒に学んでいきましょう。 第一部『時計とコンパス』より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第1章 『死の床で「もっと長い時間を職場で過ごしておけばよかった」と後悔する人はどのくらいいるだろう

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        • 読後まとめ
          6本
        • 映画・アニメ感想まとめ
          3本

        記事

          7つの習慣を読みたい

          新年を機に、ずっと積ん読のままになっていた7つの習慣を読もう!と思いたった。 けど実家なので買ってあった現物の本がない。だから電子版を買おうと思った。(ちょうどクリスマスプレゼントでKobo LibraH2Oを某サンタからもらって得意げに電子書籍を読みまくっている最近でもある) で、買ったのがこれ。 電子書籍なので、スリープモードになるたびに表紙が表示されるのだけど、1時間以上読み進めたところでふと気づいてしまった。 「タイトルに7つの習慣って、入ってなくない?」​コ

          7つの習慣を読みたい

          悪魔の作り方〜映画MOTHERを見て〜

          映画『MOTHER マザー』を見た。長澤まさみ主演。 シングルマザーでパチンカスの秋子(長澤まさみ)と息子の話。 秋子と息子はいつもお金がない。最初は生活保護をもらっていたが、全てパチンコに使ってしまい、電気ガスが止まったり。 紆余曲折あって保護を受けなくなり、ホームレス生活をしたり、フラフラしているホストについて行って窃盗に近いことをしたり、 その日その日でお金に困っては、楽に解決しようとして、少しずつ人の道を外れていく。 母は責任を逃れ、母を庇う息子 とにかく窮地にな

          悪魔の作り方〜映画MOTHERを見て〜

          『科学的な適職』を読んで

          メタ分析(複数の実験結果を統合してより精度の高い結論を得る)を使って、職業選択における、 ・大間違い7パターン ・逆に大切にしなければいけない7パターン ・ダメな働き方8パターン ・やりがちな視野狭窄(バイアス)のパターン ・今の仕事にやりがいを見出す具体的な方法 をまとめている。このうち、上3つのざっくりとしたまとめと、感想を書きます。 そもそも『適職』って何?この本の中では、 あなたの幸福が最大化される仕事 と定義されていた。 いや、そもそもこの基準で

          『科学的な適職』を読んで

          自己肯定感の話

          久しぶりに書く。 ふと思ったことを。 友人と話をしていて、「どうしてあの人は、自分と同じくらい自己肯定感低いはずなのに、あんなに頑張れるんだろう」という言葉が出てきた。 この友人、親との関係からか、自己肯定感が低く、自己受容も苦手な現状がある人。 その時に、 「それって比べるの難しくて....」という話になった。 自己肯定感を±100で表したとして、 自己肯定感が高い=+100 自己肯定感が低い=−100 としたら、 自分も、他の誰かも−90くらいで、「な

          自己肯定感の話

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          みんフォト用

          みんフォト用

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          映画『JOKER』を見て

          アメリカのスーパーヒーロー『バットマン』に出てくる、宿敵『JOKER』のスピンオフ映画。最近だと、バットマンシリーズ3部作の『ダークナイト』に登場し、その不気味さから映画の中で主役を喰ったんじゃないかと言えるくらいの存在感を示したジョーカー。この悪の道化ジョーカーがどのようにして生まれたのか、という物語。 (以下、だいぶネタバレ含みます。) アーサー・フレック(のちのJOKER)に起きた不幸・ピエロの仕事をしているが、仕事中に少年たちに看板を奪われ破壊される、殴る蹴るなど

          映画『JOKER』を見て

          全裸監督を見て(一部ネタバレ)

          話題作『全裸監督』を見た。 伝説のAV監督「村西とおる」の自伝をベースに、フィクションとノンフィクション交えて、アダルト産業黎明期をまとめたNETFLIXオリジナルドラマ。 全8話で圧倒的スピード感で話が進んでいった。天才村西とおると、それを目の敵にして潰しにかかる大企業、甘い汁を吸おうとするヤクザ、それに癒着する警察など、世の中のダークサイドが次々出てくる。 世の中の賛否両論もともと興味を持ったのは、Twitterで賛否が分かれて、それに関してずっとトレンドが続いてい

          全裸監督を見て(一部ネタバレ)

          『うつ病の脳科学』を読んで、うつ病について思ったこと

          この本を知った経緯とくさんという人のTwitterをよく見ていた。noteもたまに。それで、とくさんがツイッターで挙げていたこの本の一部の引用と、タイトルを見て気になって読んでみた。きっかけになった投稿は忘れてしまったけれど、確か、うつ病のメカニズムについての話だった。 この半年くらい、初めて部下を持ったのだけれど、「部下のメンタルケア」も上司の仕事の一つと言われていて、あんまり無責任なことを適当にいうわけにもいかないし、できる限り正しい判断と対処をしたいので、基本的なとこ

          『うつ病の脳科学』を読んで、うつ病について思ったこと

          『ソーシャル・ネットワーク』を見ての感想

          こんな話facebookが生まれて、マークザッカーバーグが成功するまでの紆余曲折を2時間にまとめた話。親友サベリンとの決別、ライバル(?)的なウィンクルボス兄弟とのトラブルなどなど。 ​結果が全て映画の話は、時系列的にマークザッカーバーグが訴訟されているところからスタート。 登場する共同創設者のエドゥアルド・サベリン(マークザッカバーグの学生時代の親友)が追放される。→マークザッカーバーグが訴訟される、という流れ。 サベリンは、CFO(会社の財務のトップ)で、最初、広告

          『ソーシャル・ネットワーク』を見ての感想

          子どもの頃の全能感

          子どもの頃って、「自分にはなんでもできる!」「自分は至高の存在だ」といういわゆる”全能感”があると思うんです。 やっぱりそれって、親の愛情、安心の中で育まれるし、加えて、子どもならではの視野の狭さがそうさせているんだろうな、と。(実は大人が裏で手伝ってたり、守ったりしている) それが、中学生くらいになると周りが見え始めて、「あれ、俺ってもしかして全能ではない...?」と思い始める。 日々こなす必要のある課題(勉強ではなく、人生における課題という意味で)も難しくなりつつあ

          子どもの頃の全能感

          『小さなチーム、大きな仕事』を読んで

          IT関係の人なら100%知っている、RubyonRailsという、有名なシステム開発方法の一つを作った企業の話。全世界に散らばった10数人の社員で今も運営されているらしい。まずそれに驚き。 仕事に対する考え方(哲学)をまとめた本、という感じだった。 内容をまとめてしまうと、要は、 ・今すぐ始めよう ・小さく、有りものから始めよう ・自分のサービスにこだわり、ユニークさを保とう ・無駄を排除しよう ・利便性にだけ特化しよう(他のすべてを捨てよう) というような感

          『小さなチーム、大きな仕事』を読んで