【フィリピン就職活動】実際どれくらい必要?就職活動で必要な英語力(※2015年3月)

※この記事は、2015年3月に投稿したブログの再投稿です。

約1ヶ月間フィリピンで就職活動をしてみて、フィリピン就職に必要な英語力が分かってきました。

他のアジア諸国(インドネシアやマレーシア)と比べると、フィリピンでの就職活動で求められる英語力はそこまで高くないようです。
人材紹介会社さんで聞いた話では、TOEICのスコアにすると650点くらいと言っていました。

ただしこれは、「TOEICのスコアは高いけど、話せない・聞けない」ではNGで、「TOEICのスコアはそこまで高くなくても、会話ができればOK」ということだと思います。

求められる英語力は求人によってまちまちで、ある営業職の場合、上司が日本人、既存取引先の担当者も日本人で、日本語で営業を行うそうです。
また、コールセンターで日本語でテレアポを行う仕事もあるそうです。

ですが、多いケースとしては、上司は日本人だけど、同僚はフィリピン人で、社内のコミュニケーションは英語でとる必要があるという環境だと思います。


面接は日本人と行うことが多いようですが、それに加えて、英語力チェックのためフィリピン人と話すこともあります。

実際、私の就職活動では、
・紹介会社さんの面談に行ったときに、英語チェックのような面談が1回
・企業の面接を受けたときに、人事担当者からカンパニーポリシーの説明があったとき
の合計2回、英語で話す機会がありました。

そのときに聞かれたのは
・これまでの経験(日本での仕事を簡単に)
・自分の性格を5つの形容詞で表すと
 →これは難しかった!
・なぜフィリピンで働きたいか
・(営業職の場合)営業で活かせる自分の能力は
などです。

いきなり聞かれると難しいかもしれませんが、冷静に考えると日本で面接を受けるときにも聞かれるような基本的なことばかりだと思います。
逆に、業界知識を問うようなことなど、混み入った質問はほとんどされないようです。


ということで、フィリピンで就職活動をするのに必要な英語レベルをまとめると・・・


●TOEICスコアはあった方がよい(650点以上)

私はまだTOEICを受けたことがなく、スコアを持っていません。
ですが、面接などで英語力を聞かれたときの目安になるので、テキストに付いている模擬テストでも受けておいた方がいいと思います。

私の場合、2ヶ月くらいTOEICの勉強をしていて、模擬テストの予測スコアで700点台~うまくいけば800点くらい行けるか!?というレベル。
面接でもそのスコアを伝えていました。


●簡単な会話力は必須

フィリピン人との面接がある可能性はあります。
初対面の人と簡単にあいさつをし、自分のことを説明できる程度の英語力は必要です。


●面接~入社までの場面で使われそうな単語は覚えておく

たとえば、
給与が額面なのか手取りなのかというgross, net、休暇/leave、手当/allowances、住居補助/housing assistance、所得税/income tax
・・・など、ふだんは使わないけど、就職活動では必要な単語は覚えておくべきだと思います。


●ビジネス英語力はどこまで必要?

実際ビジネスで英語を使っている人に聞くと、「ビジネス英語よりも、日常会話が難しい」と言います。
ビジネスでは使われる単語が限られ、また共通の目的のもとで仕事をしているので、慣れてしまえばそんなに難しくないそうです。

一方、日常会話は、話し相手のバックグラウンドにより話題がさまざまで、使われる単語も多岐にわたるため、実は難しいのだそうです。

ビジネス英語というと、「難しそう!無理!」・・・と思っていましたが(笑)、まずは面接が受けられるレベルまで伸ばしたら、その後は実践で覚えていけばいいのかもしれません。


以上、英語力についてまとめましたが、もちろん、もっと高いレベルの英語力が必要な求人もあります。
フィリピン人など多国籍なチームをマネジメントしていく、営業先がフィリピン企業の場合など。

英語レベルは高いに越したことはないと思いますが、フィリピン就職の場合は、裾野が広く、英語ビギナーでも就職に挑戦しやすいと言えると思います。

*留学していた学校はこちら:Face to Face English School

*関連ブログ:
フィリピン就職活動「語学学校に通いながら」がオススメ!>>


※この記事は、2015年3月に投稿したブログの再投稿です。

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