本能的に感じた「美味しい！」「綺麗！」などの純粋な感性を絶対忘れてはいけないなと日々思います。

固定観念皆無だった11歳の頃ラテンを聴いて
「うぉあー！！なんだこの曲っ…か、からだがかってにうごきだすぅう！！」と衝撃を受けたあの感覚は何にも捉われていない、誰の言葉にも感化されていない、間違いなく純度100%の私の根幹であります。

今でこそアトリエに引きこもりアンビエントを聴きながらお気に入りの本を何度も読み返すといった暮らしをしていますが「社会人」「アラサー」などの体裁という名の皮を筍の如く剥いでいくと
汗と情熱で煮えたぎったボンゴのリズム
鼓膜が飛び散るほどのホイッスルが
11歳の私を呼び起こすのです。

ただ、こうして年齢を重ねてから
ひとつひとつを咀嚼し、そのものの背景や奥深さを論理的に味わい楽しむ事の良さも知っています。
このバランスを大事にしていきたい。
そんな風に思います。