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労働組合は昭和か

こんばんは。
昭和生まれのおっさんです(笑)。

もう時代は令和ですね。
生まれ育って社会人になって何やかんや嬉しいこと苦しいことあるうちに、
時は流れました。

そんな中、労働組合という存在、昭和のものになっていないか?と思ってしまったんですよ。
いやこの世界、煙草吸う人いるし、飲み会(定時後)盛り上がるし。
春闘って言葉も今の若い世代からしたら古い感じかもしれない。
転職や副業が当たり前の時代に、今いる会社で給料を上げるということが理解されにくいかもしれない。

いやでもね、令和になっても、労働組合って大切だと思うんですよ。

労働組合は、従業員が集まって、会社と働き方を交渉したり、従業員同士のイベントをやったりするものなんですね。
経営者は優秀だろうけれど、現場の全てまで把握はできない。
そこで労働組合が現場の声を届ける。そこで、経営者の見方に多様性が生まれる。多様性、令和らしいでしょ(笑)。これは、従業員だけでなく、経営にもプラス。
転職や副業が当たり前とはいえ、働く以上、その働く場所での給与や働き方は良い方が良い。定年まで働かないとはいえ数年はそこで働くんだったら、その間の給料や社内の雰囲気は良い方が良い。そこに、給与や労働環境を会社と交渉する労働組合の意義が、変わらずある。個々人のスキルアップが大事な時代、だからこそ、個々人がスキルアップできる環境を、労働組合で会社と交渉してつくるってことには意義があると思う。
あと、これいうと古い人間認定されるかもだけど、労働組合って人と人のつながりで、集まって学び合う場でもある。かっこいいなと思える人に出会って憧れたり、違う部署の人の熱意にインスパイアされたり、講師を呼んで技能を高めたりもする。その経験は社会人生活に実りになるんじゃないかな。昭和のおっさんの考えかもしらんけれど。

労働組合には、たしかに、時代の最先端ではない面もある気がする。
でも、うまく活かせば、これからの時代も、より良い社会人生活をつくるツールであり続けると感じている。

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