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労働組合2か所で仕事をしてきました。焼酎好き。出かけるのが好き。

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最近の記事

お花見と労働組合

新年度最初の1週間が終わりました。 皆さま、いかがでしたでしょうか。 お疲れはたまっていませんか。 お花見の時期でもありますね。 今や職場のお花見は時代遅れかもしれませんが(笑) お花見、仲間と交流が深まりますよね。 実は労働組合も仲間と交流が深まります。 同じ職場の人同士、違う職場の人との交流、さらには違う企業や凝視の人とも交流する場があります。 お花見、色んな意見が出ますよね。 労働組合は、職場の意見を経営陣に届けられます。 意見に力を持たせるのが労働組合です。

    • 労働組合ってスマホみたいなもの、くらいに軽めに考えても良いかもしれない

      労働組合。 働く人が集まって、雇い主と、働き方を交渉する団体です。 これ、入る人がすごく減ってるんですよ。 今、2割を切ってますね。 何だかハードルが高い組織なんですかねぇ…。 自分が思うのは、労働組合ってスマホに似てる、ってことなんですよ。 いや、労働組合への加入率ってスマホの所有率の足元にも及ばないんですがね(苦笑)。 スマホにお金がかかるように、労働組合も入ると「組合費」という利用料?みたいなものがかかります。 でも、それ以上の良さがあると自分は感じています。

      • 労働組合の「人と会社をつなぐ」役割は、不変いや高まっているのではという話

        年度末ですね。 皆さま、今年度は良き一年でしたか。 新年度、良き一年となるよう、ともに頑張りましょう。 さてさて、若い世代に転職が当たり前になってますね。 環境を変えるのに転職するのは当たり前。 転職がすごくプラスイメージで考えられています。 いや、いいことだと思いますよ。 新卒1回目でビシッと自分に最適な職場に行けるのってかなり幸運な場合だと思いますし、 転職で天職に出会える人もいるでしょう。 実は自分も最初の就職先は合わなくて転職で天職に出逢った人間です。 ただそう

        • 労働組合敗れたり、とそこから学べること

          立場上、労働組合の良さをがんがんPRすべきなんでしょうが、労働組合は無敵でも万能でもありません。 でも「だから労働組合なんていらない」ってのはまた違うんですがね。 自分が関わった案件で、労働組合敗れたり、ということがありました。 人事や給与のことを交渉したんですが、いやー、これが全く、従業員側にプラスの結論を出せなかった。 労働組合って、従業員の集まりで、会社と働き方について交渉します。 そこには、「従業員は個人では力が弱いから、集まりとしての労働組合をつくって交渉を対等

        お花見と労働組合

          声を上げにくい職場の問題に、労働組合は何が出来るか考えてみた。

          今日新聞である職場についての記事を見ました。 その職場での行われている取り組みで、苦しんでいる人がいるようです。 で、「こりゃけしからん職場だな」とも思ったんですが、「簡単じゃない問題だな」とも思ったんですね。 というのが、 ・「良かれ」と思ってその取り組みがなされている。 ・目標や目的自体は、悪いものではない。 ・しかし、実際には当事者に理不尽な負担であるし、そもそもの目的とは合っていない行為も誘発している。 ・だが、職場の長は(おそらく)良い取り組みだと信じている。

          声を上げにくい職場の問題に、労働組合は何が出来るか考えてみた。

          労働組合は昭和か

          こんばんは。 昭和生まれのおっさんです(笑)。 もう時代は令和ですね。 生まれ育って社会人になって何やかんや嬉しいこと苦しいことあるうちに、 時は流れました。 そんな中、労働組合という存在、昭和のものになっていないか?と思ってしまったんですよ。 いやこの世界、煙草吸う人いるし、飲み会(定時後)盛り上がるし。 春闘って言葉も今の若い世代からしたら古い感じかもしれない。 転職や副業が当たり前の時代に、今いる会社で給料を上げるということが理解されにくいかもしれない。 いやでも

          労働組合は昭和か

          結構明るいぞ、労働組合

          労働組合ってどんなイメージですかね? そもそも知られていないか(苦笑)。 従業員の集まりで、会社と給与や働き方について交渉します。 この時期は「春闘」って言って(いかつい名前ですね笑)、大勢の労働組合が会社と給与などの交渉をしまーす。 結構周りに労働組合のイメージを聞くと「怖い」て声も。 あと何だかネガティブなというかマイナスのイメージもどうも聞こえてきます。 でもね、労働組合って結構明るいんですよ。 一つは、給与を会社や雇い主との交渉で、今年確かにしっかりと上げてます

          結構明るいぞ、労働組合

          教職員組合って何けえな

          卒業式シーズンですね。 学校がニュースになるここ最近です。 で、この学校業界には「教職員組合」ってあるんですよ。 自分は少しの間ですが、そこにいました。 まぁ経験が浅いので、的確な答えは難しいのですが、「教職員組合って何けえな」となると、「教員人生を高める集り」ってところですかね。 うーん、何だか抽象的だ(笑)。 教職員組合は教員や事務職員さんの集まりです。 教育委員会や文部科学省、人事委員会と先生の働き方や学校のやり方について交渉しています。 また、先生同士の学び合い

          教職員組合って何けえな

          教職員組合で元気になれる、かも

          学校の先生の世界には「教職員組合」ってあるんですよ。 先生の集まりで、雇い主である国や自治体と給与や働き方や教育のやり方の話し合いをしたり、先生同士のイベントや学習会をやったりしています。 まぁ最近は入る人も結構少なくなってきているんですが… それでも自分はこの教職員組合に一つ良い思い出があってですね。 昔、とある田舎の県にいたんですよ。 で、若い先生方でオンラインで語り合うっていうイベントをやったんですね。 するとこれが楽しい。 遠く離れた職場の人も、オンラインでいざ

          教職員組合で元気になれる、かも

          ゆるすぎて嫌な社会人生活を送る人に、労働組合が出来るかもしれないこと

          筆者は最初の職場が結構仕事きつくて(まぁこれは自分があんまタフでないこともあるんですが)辞めてしまった経験もあり、 「仕事がゆるすぎて嫌だ」って若手の人が思っている今の時代に隔世の感があります(歳とったなー)。 で、思うのは、「社会人生活がゆるすぎて嫌だ」って思っている人に、労働組合って何が出来るんだろうな、ってこと。 労働組合を作って会社と交渉すれば、この状況は改善できるのかと。 一つは、仕事の割り振りを調整してもらうことが出来るんじゃないか、って思います。 以前、「仕

          ゆるすぎて嫌な社会人生活を送る人に、労働組合が出来るかもしれないこと

          もし、そこに愛があるのなら、労働組合という選択肢も考えてほしい

          寒い冬に、なんだか暑苦しいタイトルになりました(笑)。 転職が当たり前の時代になりましたね。 会社に入っても早いうちに転職を考える人もいるとか。 筆者自身も転職を経験したので、転職=悪とも思わないです。 転職して今より良い勤め先に出会えれば、ハッピーだなと思います。 だから、職場で不満や嫌なことがあった時、転職をするというのは、 選択肢としてあると思います。 でも、本当に、転職だけが選択肢なんでしょうかね。 確かに、今の勤め先が嫌で嫌で仕方がない、不満しか出てこない、

          もし、そこに愛があるのなら、労働組合という選択肢も考えてほしい

          結婚したがっている人に労働組合を勧めてみる、という話

          自分の男友達が、以前話した時に結構結婚願望強くて、結婚したがっていたんですよ。 で、この男友達、職場に労働組合があるんですが入ってないんですね。 結婚と労働組合って全然別の話じゃんか、と思われそうなんですが、 労働組合の存在や活動って結構結婚に役立つんじゃないかと考えたんですよ。 まず年収。 シビアな気もしますが、年収や仕事の安定性って婚活で要素になってきますよね。 労働組合があれば、会社と賃金を交渉して賃金を上げてもらうことがやりやすくなります。 現に今、「春闘」として

          結婚したがっている人に労働組合を勧めてみる、という話

          労働組合が作る、二つの多様性

          日曜の夜にちょっと堅いタイトルになりましたが 労働組合って多様性に役立ってるんじゃないか、と思って書いてみます。 労働組合って、従業員の声を従業員を代表して経営者に届けるんですね。 それは、労使協議であったり、団体交渉であったり、窓口交渉であったり、色々な名前と形式があるんですが、従業員の声を経営者に届ける営みを行っています。 すると、経営者の思考のフィールドが、経営者の気付いていること、考えることだけでなくて、従業員だけが気付いていること、従業員だけが考えていることまで広

          労働組合が作る、二つの多様性

          人は完璧ではない。だから、労働組合がいる。

          何だか大きく出たテーマですね。 いや、もし、人が完璧なら、労働組合はいらないかもしれない。 パワハラもセクハラもモラハラも何のハラスメントもしない人しかこの世にいなくて、 人事評価や給与は誰がどこからどうみても納得できるもんで、 経営者・管理職は従業員の気持ちをすべて分かっていて、しかも誰もが納得できる人事や仕事のやり方を提供できる。 もしこんなパラダイスな世界があれば(ないと思うが)、労働組合なんて、いらないかもしれない。 でも、人間て不完全なものなんですよ。 不完全だ

          人は完璧ではない。だから、労働組合がいる。

          「成果で評価する」と労働組合

          仕事の評価、気になるところですし、働く上で大事なことと思います。 で、まぁ時代の流れとしては(?)、働く時間に応じてより、成果に応じて評価すべきだ、みたいな流れも感じるんですね。 わからんではないんですよ。 ダラダラ長時間仕事するより、短い時間でバシッと成果を上げる方が、評価されるべきだと。 ただね、二つ、思うところがあるんですよ。 一つは、今までの「働く時間に応じて給与を払う」仕組みだと、長時間労働は使用者・経営者にとって人件費の増加を意味するんですね。 すると、長時

          「成果で評価する」と労働組合

          「コスパ」「タイパ」時代に労働組合を考える

          今日ニュースで改めて感じたんですが、 特に若い世代の方には「コスパ」「タイパ」がすごく重要な価値を持っているんですね。 ここで「若い世代の方は」と考えてしまう辺り、自分も歳をとりました(笑)。 そこで今回考えてみたのは、 「労働組合ってコスパやタイパの観点から見た時どうなんだろう」 ということなんですね。 一見、労働組合とはコスパやタイパと相性悪いです。 労働組合とは従業員で集まって会社と交渉し、賃金や働き方の向上を目指す組織です。 そこではすぐに、手軽に賃金が上がるわけ

          「コスパ」「タイパ」時代に労働組合を考える