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久美浜の経済とあたたかさを作れるのは久美浜に住んでる人達です。

 久美浜一区自治会は、2020年4月に発足した自治会です。
 このページでは、自治会長が「久美浜一区の将来のためにこうなるといいなぁ。そのために、住んでいる皆さんに無理のない範囲で力を貸してほしい」と考えていることを書きました

会長の紹介とメッセージ

自己紹介_自治会長谷口潔 (1)

 今回、一区を盛り上げるためにみなさんのお力をお借りしたく、このように載せました。これだけでは一区の課題を解決できるわけではないですが、少しの力の積み重ねが大きな力になりますので、ご協力をお願いします。
 自治会長として今後も、役員・関係団体と共に課題対応や魅力発信に取り組むことで、「一区に住みたい、住み続けたい」と感じる方が増えれば、と思っています。

お買い物の際にはぜひ地元のお店を利用してほしいです!

◇便利さと引き換えに失われたもの
 久美浜商店街は、明治後期には多くの店が並んでいましたが、時代が進むにつれお店の数が減っているのは、みなさんご存じの通りです。
 そこには大型店の発展や自動車による生活範囲の拡大など、時代の変化に伴うものも多くあります。便利になり得られたものも数多くありますが、地元商店が支えていたたくさんの「お金では簡単に買えないもの」が失われていきました。

◇お金では簡単に買えないもの
それは「地域のつながり・子供達の安全などの役割」と「地元経済の活性」です。
・地域のつながり・子供達の安全などの役割が今求められています。
 時代の変化とともに、子供にとっては「地元に住んでる知り合いのおっちゃんおばちゃん」の関係ができにくくなり、大人にとっては「異世代(子供達)、普段縁がない方との関わり」が難しくなりました。
 地域のつながりは一区の強みでもあり、「一区のいいところは?」と聞くと多くの方が「人同士のあたたかさ、つながり」と答えてくださります。地元に戻ってくる若者からも「あたたかさ」という言葉はよく聞きます。
 そしてこれらは、時が経ち失われたものの、多くの場所でその必要性が問われているもの、でもあります。
・地元経済の活性を起こすため。
 大型店には大型店のよさがあり、個人商店には個人商店のよさがあります。そして、その個人商店が久美浜の賑わいと雇用を作っていたのも事実です。
 大型店でも地元の商品は販売され雇用も生まれていますが、そのお金は地元以外にも多く回ります。地元商店で買い物するとそれらは地元内で回ります。皆さんが買い物するうちの1%を地元商店で行うと、3人の雇用が生まれるという試算もあります。

毎回じゃなくてもいいんです。
 10回町外で買い物するうちの1回、地元商店を利用してほしい。

 日常生活は、みなさんの安定した生活があってこそ成り立っています。昔とは生活様式も活動時間帯も異なるので、「仕事帰りに寄りやすいお店」「なんでも買える所」で買い物を一度にすませたいものです。その場合、毎回地元商店でお買い物というのは難しいのも当然です。
 ですので、町外で10回買い物するうちの1回でかまいません。お時間のある時に、地元商店でお買い物をしてください。それが、失われたものをもう一度生み出す第一歩につながります。

 そしてなにより、みなさんが一生懸命稼いだお金は地元で動き、地元の生産者・雇用者へ流れます。みなさんの少しずつが大きな力となり、将来の久美浜の賑わい、地域づくり、住む人々にとっての好影響にもつながると考えています。

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