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お料理は、愛ある日々の創造

お料理は、愛ある日々の創造。
想像と創造。

意気込んで、特別な何かを創造できていなくても、
日々の生活の中にも、創造はあるなぁと、感じています。

お料理って、とてもクリエイティブなことだなと感じるに至りました。
大切な誰かを(もしくは自分を)想う、愛ある日々の創造。

日常の中にある、信仰でもあると感じます。

涼しくなってきたので、少し季節外れなのですが、
すでに尽きてしまっていたお味噌を、数日前から数回に分けて仕込んでいます。
日常を丁寧に、労って過ごそうと思うと、
実は手間は増えますね。
(けれども決して消耗はせず、好ましい手間ですが)

ご飯を作って待ってくれている人がいる。
ご飯は作ってくれないけれど、灯りは灯してくれている。
灯りは灯してくれてはいないけれど、帰る場所は与えてくれている。
帰る場所は与えてくれてはいないけれど、身体と命は与えてくれている。
十月十日守ってくれた、自分の身体を噛み締める。

身体と命を奪われたなら…
それでも、愛ある瞬間は、1秒も無かったのだろうか。

想像が及ばない領域に、想像を馳せると、
綺麗事では済まない、悲惨な現実があることは、重々承知ではあるけれども、

さまざまな環境で、それぞれに事情も事由も様々であろうとも、
愛らしき、何か、は、あったのではないか。

私がそうあって欲しいと、思いたいだけかもしれないけれど。

自分が気づき、受け取れるのかどうか。
在ることが、見えているのかどうか。
同じ次元には、並べようもないものもある。
それでも、
視点ひとつで世界が一変するのは、誰にとっても、共通ではあると思います。

自分の人生で受け取ってきた、
受け取っている愛を、
発信し、送り、循環させる。

そしてやがてまた、私自身で受け止める。

日々のささやかな創造を、最重要のミッションとして生きている自分を、
いまとても、じんわりと、好ましく感じています。

愛ある世界を見て、愛ある世界を
生きていきたいと思います。


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