見出し画像

Rockon Times 2023.6.3

★文字起こし★

岡本健一)こんばんは。 KURE5-56 プレゼンツ ROCKON TIMES。Rockon Social Clubの岡本健一です。
寺岡呼人)こんばんは。寺岡呼人です。今夜はこのふたりで。なかなかめずらしい。
健)めずらしいですね。
呼)このふたりでやってほしいというリクエストが昭次君から来たんですね、先週ね。なんででしょう笑
健)ということで、僕たちが出会ったころの話も含めつつ、今夜は「出会い」をテーマにお送りしていきたいと思うんですけれども。
健)出会いと言えば、一発目のこの曲はRSCのアルバム【1988】から。もろに出会いの曲なんじゃないかっていうね。
呼)出会いすぎちゃった。出会いすぎかもしれません。
健)呼人さんのほうから曲の紹介お願いします。
呼)はい。RSCで【Rolling Thunder Baby】

♪Rolling Thunder Baby

健)ライブで異常な盛り上がりなんですけど。
呼)そうですね。やってて盛り上がりますもんね。最初の雷で。
健)雷から「来るな~」みたいな。お客さんが尋常じゃないくらい。こんなにみんなストレスが溜まっているのかなって。大騒ぎですよね。
健)「あれは運命の出会いだった」みたいなところからはじまるじゃないですか。
これは詩が先ですか?曲が先ですか?
呼)リフ先ですね。昭次君がリフを考えて「それいただき」とかっていって。そういうのをいろいろ2小節くらい録ってたんですよ。
これいいなってリフから広げていって。これはACDCでいうとサンダーだなって。
っていうことは、雷が落ちるくらいの出会いの曲にしようって。リフができて構成ができたらこれもうローリングサンダー。
健)雷のような出会い。
呼)出会いすぎちゃって感電するんだよね。わかりやすい。
健)お送りしたのは、RSCで【Rolling Thunder baby】でした。

健)東京FM。Rockon Times。今夜はRSCの岡本健一と
呼)寺岡呼人がお送りしています。
健)5/20ですね。zepp Nambaで単独ライブをやりましたけれども。
呼)すごい夜でしたね。
健)バースデーのライブははじめてでしたね。
呼)しかもワンツーフィニッシュじゃないけれども、翌日が健一くんの誕生日っていう異常な盛り上がりでしたね。
健)おめでとうおめでとうって。昭次がMCのたびにみんなでおめでとうって。
健)そんな中で俺と和也に内緒でとんでもないことやったじゃないですか。
呼)サプライズ。
健)あれ呼人さん知ってました?
呼)知ってた。最初の台本に、寺岡ってセリフがあって「どうしよう、俺セリフがある」って。
健)台本は耕陽が作ってたんですか?
呼)そう。【ヨッテタカッテ】のところに、寺岡「ジャンプはしないほうがいいんじゃないかな」ってセリフがあったんですよ。どうしよう、俺顔に出ちゃうって。
そしたら、zepp Nambaはジャンプが禁止だったから俺のセリフなくなったの。
健)これ、観てない人何もわからないと思うんですけど、【ヨッテタカッテ】っていう盛り上がる曲があって、みんなでそろって足上げたり腰降ったりジャンプしたりってのがあって。
それが終わって、次の曲に行くかなってときに。
【ヨッテタカッテ】の後半くらいから、昭次が、俺は上下にわかれているんですけど、自分のアンプの前でギターをかかえてうずくまっているんですよね。
あいつ大丈夫かなって思って。でもお客さんは盛り上がってて。
曲が終わったあと昭次がいなくなっちゃって。袖に入っちゃって。耕陽が「昭次が負傷しました」って感じで「MCでつなぎましょう」って。
もう心配でさ。心配じゃない。昭次の様子を見に行ったりしてたら、裏でスタッフが止めるんですよ。「昭次さん大丈夫ですから」って。
俺は、「大丈夫じゃねえから今ここにいるんじゃねえかよ」ってとっくみあいになってる感じなのにかたくなに通してくれなくて。
でも、お客さんも待ってるから俺は戻らなきゃって戻って。
今度、ステージが寒くて。シースルーのスケスケの衣装が寒いなって思って上着取りに行きつつ観に行ったらまた巨漢のスタッフが胸ぐらつかんで、手を出す一歩手前だったんですよね。
それでまた戻って。
お客さんは耕陽と和也の話なんか全然受けてなくて。
「昭次君が心配」みたいな感じになってる中で、急に昭次が「ドッキリ大成功」っていうプラカードを持って、めちゃめちゃ大きなギターとベースが乗ったケーキを持ってきてくれたんだけど。
それを観た時に、和也は腰を抜かして横たわってましたもんね、ステージ上で。
俺は「よかったーって。ケガしてないのか」って。
呼)あの後、昭次君が打ち上げで「健一さんが来てます」っいうから、隠せ隠せ、健一にはばれてるかもって。楽屋では大変だったそうです。
健)俺が行って、「また裏に来た」ってケーキを隠して。昭次は横になったりしていたらしいですよ、いつ来ても大丈夫なように。
そんなのもあってうれしくなっちゃったんですよね。
呼)大成功でしたね。
健)大成功。呼人さんも知ってたんだ。
呼)知ってたんですけどね。そのあとケーキ持ってきて。
健)お祝いのキスをね。俺が和也とふたりでキスをして。俺たちのキスってお客さん異常に盛り上がるんだね。
呼)絶叫でしたよね。
健)そのとき呼人さんどこにいたんですか?全然目に入らなかったんですけど。
呼)俺はあっけにとられて。
健)仲良しだなって思っちゃった。
呼)すばらしい。
健)で、そこから、今夜のテーマは「出会い」なんです。こうやって、僕ら、二人で出会って。出会ったのが去年の8月くらいですかね。
呼)そうですね。
健)今、一緒にアルバムを作ってライブもやってラジオもやってるって。まだ1年もたってないですよね
呼)僕、実は健一くんの舞台をすごい昔、三軒茶屋で観たことがあって。
健)どんな印象でした?舞台役者で。
呼)大スターで。西田尚美ちゃんっていう女優さんが誘ってくれて行って。
同じ楽屋に健一君いたんですけど。「紹介しましょうか」って言われたんだけど「いやいやいいです」って。恥ずかしくって。かっこいいなーって。
健)〈現代能楽集〉ですね。
健)その前はJUN SKY WALKER(S)をやって男闘呼組をやって、デビューも1988年で同じだったけど、そのときは、歌番組で一回も会ってなかったですよね。
舞台を観てイメージかわりましたか?
呼)そういう活動されているのは知ってたのでイメージは変わったことはないけれど、やっぱりかっこいいよなあって。
今も楽屋でメイクしているとかっこいいなって。いろんな人に言ってるの。「見とれちゃうんだよ、かっこいい」って。
呼)ちゃんと会ったのは去年の8月で、ちょうど4月くらいから成田昭次のソロのベースやってたんですよ。
そのときから「健一に会ったことあります?今度紹介したいんで」って。4月くらいから言われてて。やっとその8月にタイミングがあって。
健)その1週間くらい前に電話かかってきたんですよ「会いたいんだよ。今、呼人さんと一緒にいて、健一に会いたいって言ってるから会おうよ」って。
「いいよ、日にち決めようぜ」ってそのとき日にち決めて、お店は呼人さんにお任せして、会ったのが初めてでしたね。
呼)それですごくフランクな感じで話しかけてくれて。最初から「呼人くん!」みたいな感じで。すごい話しやすい!みたいな感じで。結構盛り上がりましたよね。
健)盛り上がりましたね。昭次との出会いの話を聞いたりとかや男闘呼組に関する思いを聞いた中で。
「ただいまってフレーズがあるんだよね」ってことをね。ただいまとおかえりって、男闘呼組のファンの人と男闘呼組が、っていうような話をしてたんですよね。
呼)僕は、出会う前から昭次君が、「自分のことを粘り強く誘ってっくれたのは健一だ」って言うのをずっと聞いていて。「健一がいなかったら決断できなかったかもしれない」って。
3人で会ったときに俺がインタビューていうか、詳しく教えてって。
そのときはじめてじっくり聞いて、たぶん健一君がいなかったらこういう結果になっていなかったと思ったと同時に、そういう話を聞いていたから、ファンの目線では「おかえり」って言いたいんじゃないかなってなったんですよ。
こういう曲だったらいいんじゃないですかねーって曲がでてきた。
しかもアカペラなんてよくないですか?みたいな。
健)そうそう!言ってましたね。
健)聞きたいのは、【パズル】って曲は?あれは昭次にいろいろな話を?
呼)健一君にもちゃんとほかのメンバーにも会ってないじゃないですか。
なんだけど、僕もバンドをやってたし、バンド独特の感じってあるじゃないですか。
健)わからない笑
呼)俺の格言。バンドって「村」なんですよ。
男闘呼組村と、違うバンド村は、全然社会が違うんですよ。独自の村社会なんですよ。
男闘呼組は男闘呼組の社会があるわけですよ。
だけど、違うんだけど、でも「バンドだから」っていうのはあって。
そういうのもあって昭次君と話をしているときに、帰りのタクシーの中で、パズルっていうメモをして。
健)話している中で?
呼)なんとなく出てきた。
それで、みんなに会ってないけど、そのときは昭次君のソロのライブで、レコーディングしなくていいからライブで一曲だけ書かせてって自分から言ったんですよ。
話しているうちに【パズル】って曲にしようと思ったんですよね。
だけど、これいい曲できたから男闘呼組でやってほしいなって思ってたら。
当時、成田昭次でレコーディングしてたのも知らなくて。
「パズルのレコーディング、あれでいいですよね」って言われて、「え、あれ入れるんですか?」って。最初はよくわかっていなくて。
健)それが、7月の「音楽の日」に出た時に、男闘呼組の曲以外がほしいっていうので、シングルじゃない男闘呼組の曲をいろいろ結構選んでたんですよ。
そしたら【パズル】って曲があるって。
「俺たちの曲じゃないじゃん」って、最初は。「とりあえずリハでやってみようよ、耕陽、譜面起こして」って譜面みたら、そうしたら難しい。
呼人さん的には難しくないだろうけど、初めて押さえるコードがいっぱいあるんですよ。
「これピアノで作ったのかな、これギターじゃこんなコードでてこないだろ、急に」って。
そういう意味では勉強になったんだけど。
健)最初はピンとこなかった。一発目からすごいっていうよりも、まず自分たちのものにする、演奏するのが結構なじめなくて。
何回かリハをしてくうちに「いい曲だな、これ」って。
健)最初、昭次の歌を聴いたときから「俺たちの歌じゃん」って思ってたんですけどね。
よくここまで俺たちのことわかるなって。なにその想像力。
呼)音楽は妄想なんですよ。
健)俺かなりの妄想あるんですよ。役者やってますんでね。すべて想像じゃないですか。それを具現化していくっていうね。
でも、音楽って技術が必要っていうか。呼人さんの曲をやるにあたって、コードを知ってたほうがいいなっていうね。
呼)僕は、どんなに技術があってどんなに知識があっても、何を伝えたらいいかっていうのがなかったら、誰でも知ってる理論になっちゃうじゃないですか。
だからこうあってほしいっていう妄想を押し出してアウトプットしてみるみたいな。
でもそれはみんなが演じてくれるから、すごいリアリティの曲になるんですけどね。
結局、男闘呼組の10月の時にやってくれて。
4公演とも観て、全部感動しましたけど。
実際自分がRSCで、ステージ上で歌っているのを横で見た時は泣きそうになりました。
健)俺らツアーやってますけど毎回泣いてますからね、本当に。
お客さんも本当にね。みんながパズルのピースになっていて、外せない曲になっています。
呼)曲がどんどん成長している感じがしますね。
健)パズルがすごく大切な曲になっちゃいましたよ。かけていいですかね?
呼)かけましょう!
RSCで【パズル】

♪パズル

♪遥か未来の君へ

健)今お送りしているのは、RSCの【遥か未来の君へ】です。 岡本健一と
呼)寺岡呼人がお送りしましたRSCのRockon Times。
どうしても言いたいことがあるんですよ。
健)俺もあるんですよ。先にどうぞ。
呼)さっきのねバースデーサプライズでね、トイレ行くって楽屋に戻ったじゃないですか。
こういう優しさができるバンドメンバー、いないと思うんですよ。
あれ感動したんですよ。
やっぱりお客さんがいるから、メンバーが心配になったからってトイレ行かないなって。
これこそが、岡本健一の優しさの最たる場面でしたね。
これね、今日言わないとって思ってたんですよ。
優しさですよ。たまらないなって。
健)俺が伝えたいのはですね、呼人さんがいなかったら、今の自分たちはいないと思うんですよね。
男闘呼組の活動はもちろんあったんだけど、そこが8月で解散するていうなかで、呼人さんと昭次が組んで曲を創り出して俺たちが参加してって、思ってもない新しい道しるべを作ってくれてて。
もっと心に受け入れてほしいんですけど、呼人さんがいて俺たちがいるんですよ。
呼)ちょっと話し足りないんで、このコンビで続きをいつかやらせてください。
健)あとね、安心するの、いると。
来週はですね、高橋和也と成田昭次のふたりでお届けします。
呼)そしてお知らせが。
健)6/8木曜日、夜10時からNHKの「Songs」に男闘呼組が出演します。
ゲストは寺岡呼人さん。
呼)ライブもすごく盛り上がったし、オンエアみてみたいですね。
健)洋くんとの話もすごいくだらない話もしつつ大事な話も。あれも放送でカットされないといんだけど、呼人さんが本当にいいこと言ってくれるので楽しみです。
健)番組のメッセージもお待ちしています。
東京FMの・・・HPって書いてある。HPってエネルギーがあるのかなって。HP上がったって言わない?
呼)これはどう考えてもホームページですよ。憧れの岡本健一から「HPって何」って聞きたくなかった笑
健)ホームヘルパー?違うな笑
ホームページからね、番組のメッセージホームが立ち上がっていると。番組のツイッターもあると。@rockontimes_tfm、そして#rockontimes
健)来週も同じ時間に。Rockon Times、RSCの岡本健一と
呼)寺岡呼人でした。
健)ありがとうございました。
呼)さようなら。
健)おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?