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東京万景「目黒の夏」

昨日は、師匠の本出版の打ち合わせのために目黒まで出かけました。師匠は70歳前半の頭脳明晰な人で、現在は公認会計士&税理士&企業コンサルタントに外語学校のオーナー(北京にあります)をしています。

若い頃は神田で焼き鳥屋を経営していました。オシャレな衣装で焼き鳥を焼いて繁盛していたので話題になり、いくつかのメディアに取り上げられてちょっとした有名人でした。その後、資格を取得して公認会計士&税理士事務所を開業して、僕が知己を得た頃には、多言語他通貨ERPパッケージの社長に就任しました。ERPというのは「エンタープライズ・リソース・プラニング」のことで、パッケージというのは、財務会計・管理会計・人事など、業務連携ソフトウェアのことです。

出版社時代には、原稿を書いていただいたり、企画などで協力いただいたのです。あれから20年…長くお付き合いをさせていただいております。

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それにしても「まだ原稿書いてない」と言うのです。9月初旬が締め切りなのですが、大丈夫でしょうか?「間に合わなかったらワタナベさんが書いてね」と冗談を言いますが、何だかイヤな予感がします。

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これまで何度も書きましたが、目黒駅周辺は、僕が80年代を過ごした青春の街でもあるんです。美術研究所通いに編集プロダクション勤務。18年勤めた出版社時代には毎月のように師匠の事務所まで通っていましたしね。会社を辞めてからも、こうして師匠の仕事のお手伝いをしています。目黒は縁がある街なんですよ。

今は高層ビルや近代的な施設が立ち並んでいますが、それは駅前だけに限ったことであって、実は、現在も80年代とさほど変らない風景が拡がっているのです。だから僕は目黒の街(上大崎周辺)が好きなのです。

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