あをによし 明日香の里は春うらら 奈良あるき
またしても曇り空でスタートの休みの日。
家事らしきことをして、noteあるきをして、本を読んでいるうちに
空も明るくなってきた。
遠出するには時間もエネルギーも少々なかったので、こういう時は・・・
エナジーチャージ。
明日香パトロールに尽きる!
巡回スタート。
スタートからすぐに、ぐるぐる巻いていたマフラーをバックパックに押し込んだ。
道端には春がそこかしこに散りばめられている。
オオイヌノフグリ、この花を見ると昔読んだ漫画『小さな恋の物語』を思い出す。
チッチとサリーの淡く可愛い恋物語。
この話、最初は可愛いな〜と読んでいたが、だんだん(大人になるにつれて)好きでなくなってきた。なぜかわからないが、なんであんなにチッチは自分に自信がないのだろう!?と そんなに卑下しなくてもいいのに!と・・・
十分可愛いし、優しいし・・・
こんなチッチを悲しませるヤツはワタシが許さない!ぐらいの思いだったかも笑
まあ、そんなチッチじゃないと物語は成立しないのだけどね。
ただ・・・
この話の恋愛論を始めると長くなるので、今日はこのへんでやめておく。
そして、いつもの甘樫丘。
この万葉歌を読んでから、その後の口ずさむ歩きソングが・・
卯の花〜の匂う垣根にほーととぎーすはやもきなきて〜○△※?〜ふにゃふにゃ
夏〜〜は来〜ぬ〜〜♪
の繰り返し 笑
木や草に新芽が出始め、春の息吹を感じ、大好きな新緑の季節はもうすぐそこ。
鶯の鳴き声が響いていた!
ホーホケキョ、ケキョ♪
万葉歌、なんとも艶かしいではありませんか・・・
夜は恋ひ宿る・・・って
展望台は貸切
丘を下りて、遺跡発掘現場パトロール!
今日は作業されていました!
写真を撮っていたら、同じく現場を見ていた女性に
「写真撮っていいんですかね!?」と批判的な口調で言われた。
撮ってダメなら、作業の人に注意されるのでは?と思いながら
離れたところにいた研究員らしき女性に
雲「すみませ〜ん、こちらの写真撮っても良いですか?」と聞いたら
研「どうぞ〜、ただもう発掘は終わって、戻しているところです」
雲「何が出ましたか?」と尋ねると
親切に資料をくださり、発掘結果の説明をしてくださりました。
この付近一帯の石神遺跡の一部とのこと。
石神遺跡、以前記事に書いた水時計もその遺構の一つだった。
掘れば出てくる遺跡、遺構の数々。
さすが大和は明日香の地。
ごちゃごちゃ言っていた方に
「資料いただけますよ〜」と言っといた。
その後もちょっと会話したが・・・ちょっと難しい方だった。
楽市で野菜と花を購入して帰路へ。
飛鳥川、ちょっと下りてみた。
遠くへ行かずとも、心満たされる穏やかな景色に疲れも癒される。
ここに来て(住んで)よかったと思う瞬間。
菜〜の花の匂う明日香に、う〜ぐいすはやもきもなきて・・・
春〜〜は来〜ぬ♪
明日香の里にて春の到来確認!
そして充電完了!
いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。