見出し画像

嫁の母がゲリラ訪問しても、すぐに気づけるスマートホーム作り:Google Nest Doorbellの導入

雲行(くもゆき)です。
中古で築10年ほどの家を買いました。
賃貸から脱却し自分の城を持ったことになるので、今までの一人称「おれ」が、これからは「当主」となります。

本業がプログラマで自宅勤務がデフォルトなので、2階の自室でいつも作業をしています。
集中したいときはヘッドフォンつけて周囲の音を完璧に消しつつ、大好きなB'zや最近観た映画グレイテストショーマンの挿入歌であるNeverEnoughを流しながら一緒に熱唱します。たぶんプログラマはみんなやってると思います。

ここで問題になったのが「訪問に気付けない」という点。チャイムが鳴っても全然気づけないのです。

プログラマの全員がそうであるように、私も作業中には熱唱しますが、普段は声も小さく大人しいという外面なので、熱唱しているところは自分一人の時の本来の姿。それを第三者に見られるのは、シンプルにとても恥ずかしくなんとしても回避したい事案なのです。

まして妻のお義母さん。妻の実家の近くの家を購入し、鍵も渡しているので、ゲリラ訪問の頻度は増えました。逆の立場になって考えると、娘の家に作りすぎたご飯をおすそわけにきたらなんか真面目で大人しいと思っていた義理の息子がB'zのウルトラソウルを熱唱しているのが玄関先で聞こえてくる。しかもかなり本域で熱唱している。ウルトラソウッ!ヘイ!のヘイ!のとこまで一人でカバーしてる。声をかけたいが、声をかけたくない。なんだか聞いてはいけないものを聞いた気がして、声をかけずに家を去るお義母さんであった。みたいな。

これは両者にとってデメリットしかありません。早急に改善すべき事案です。

ということで導入したのが、スマートドアホンの Google Nest Doorbell です。

Google Nest Doorbell って?

Google Nest Doorbell はGoogleさんが販売している、すごい機能が詰まった今までにないドアホン(玄関ベル・チャイム)です。

簡単に紹介すると、

  • 玄関に誰か来たらチャイムを押してなくても自動で検知する

  • 検知したら誰が来たかリアルタイムにスマホで確認できる

  • チャイムを押されても押されてなくてもスマホで相手と会話できる

  • なので自分が家にいなくても誰が来たか分かり、応答もできる

  • バッテリー内蔵で導入にかかる手間はほとんどない

といった感じです。すごくないですか?

お義母さんの来訪に限らず、宅配便のお兄さんがきたときもすぐにわかり、家にいなかったとしても「そこに置いといてください~」とか言えちゃうわけです。

ドアホンとしての機能もしっかり抑えつつ、玄関前の監視カメラの役割もこなし、いち早く伝えてくれる。優秀。ってか健気でかわいい。

導入

導入は割と簡単でした。重要になるのは「家の壁に穴をあける覚悟」です。

というのもGoogleNestDoorbellは本体と本体を取り付ける金属フレームの2つで構成されています。この金属のフレームにはネジ穴があり、家の壁に穴をあけネジを取り付けてフレームを固定することで、本体をフレームにカポッととりつけるだけ利用できるようになります。

フレームを家の壁に固定する
フレームと本体は脱着可能!

私は電動ドリルと穴あけビットを持っていたので壁に穴を開けました。あと中古なので恐怖も少なかったです。
なんだか穴をあけるのは怖い場合や賃貸で穴をあけられない場合は、頑張れば強力な両面テープでもいける気がします。その場合は電器屋さんとかで実機を見てみるのが良さそうです。

もし工事をお願いするなら、今あるドアホンとGoogleNestDoorbellを置き換えることもぜひご検討ください。
私は今あるドアホンの隣にGoogleNestDoorbellを設置しましたが、置き換えると、今までのドアホンの電源ケーブルをそのままGoogleNestDoorbellに引き継げる(と思う)ので、充電の手間がなくなるはずです。

そして、導入した結果


もう元の生活には戻れません。
お義母さんが訪問してきてもすぐに検知し、スマホ経由で腕に巻いてるスマートウォッチに通知が届きます。

通知が届いた瞬間に歌うのをやめる、それだけで今までの悩みはすっ飛びました。今ではもはや、熱唱しながらも訪問におびえるあのスリルが恋しくもあります。

おまけに、いちいち2階から1階に降りて誰がきたかをチェックする必要もなくなりました。

監視カメラ的な役割もあるので、家の前周辺で怪しい動きをしている人がいれば分かるのも意外と安心できます。

とはいえ、100点満点かというと、気になるポイントはあります。

出発も検知しちゃう

例えば毎日の犬の散歩にでかけるとき、その都度出発と到着の両方を検知してしまいます。出発は検知しなくてもよいのかなと思うのですが、仕方ない部分ですね。

充電は面倒

金属のフレームから取り外すだけなのでいちいち壁からネジを外して、みたいなことをする必要はないのですが、それでも充電は面倒です。

感覚的には1ヶ月もたないくらい。3週間くらいで充電が必要になります。充電のタイミングもスマホに通知されますし、充電が満タンになったときも通知をくれます。このあたりは便利ですが、やはり今までのドアホンで充電の必要がなかったことを考えると手間としては増えたのでデメリットとしてあげておきます。

と、惜しいポイントはありつつも、総合的にみると大満足の星5つ、という感じです。

私のようにお義母さんの訪問におびえている方も、特におびえてない方も、ぜひ革新的なドアホン、お試しください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?