見出し画像

「なんのために家を買うのか」を明確にする。住まいの購入プロセスは自分の生き方を考えること。

こんにちは、くみょんです。
今日は「住まいを購入する目的とは?」について考えてみたいと思います。

✅「なんのために家を買うのか」

家を購入しようと思うとき、どんなきっかけがあるのでしょうか。
私は「おひとりさま女性」の住まい探しを専門としていますが、「なぜ住まいの購入を考えたのですか」という質問をすると、こんな答えが返ってきます。

「家賃がもったいないと思ったから」
「老後の安心のため」
「友達がマンションを購入したから」
「金利が低いので今が買い時だと聞いたから」

「住まいを購入すること自体」が目的になってしまい、「購入後どのような暮らしをしたいのか」ということや「どんな良いことがあって、どんなマイナス面があるのか」ということを深く掘り下げている方はあまり多くない印象です。

✅「住まいを購入する目的は何か」を明確にする

住まいを購入する目的と言うと、なんだかかしこまってしまい、うまく言語化できない(ピンとこない)こともあるかと思います。その場合は、自分の理想の暮らし方をイメージしながら、今の住まいの不満や、変えたいと灯っている点をあげてみると良いでしょう。

ちなみに、私は昨年築16年の中古マンションを購入しました。私の場合の「購入する目的」は下記の通りです。

・これからの人生に、「とりあえず住むところはある」という状況を確保したかった
・当時住んでいた賃貸マンションが狭く不満だった。アクセスは抜群だったがその立地をあまり暮らしに活かせていなかったので、もう少し広い部屋を探していた
・家賃だけではなく「更新料」「保証料」を支払う意味について疑問が生じていた

叶えたかった暮らしはこんな感じです。
・勤務先にも家族の家にもアクセスしやすい
・広いベランダにいすを置いてビールを飲めるような環境
・空気がそれなりにきれいなところ
・お風呂がそれなりに大きいところ(1216サイズが必須)
・最新の設備を使いたい

もちろん、予算が限られているので、100点満点の物件を購入することはできません。それでも、まずは自分の希望を書き出して優先順位をつけていきました。

満足のいく住まい探しをするためには、このプロセスを経ることがとても重要です。「住まいの購入する目的」をしっかり考えておかないと、自分の条件にある程度叶った物件が見つかっても、「今のままでもいいかも」と購入に踏み切れなくなってしまいます。物件との出会いは一期一会です。自分の選択に自信を持つためにも、「住まいの購入目的」を明確にしていきましょう。

✅住まいの購入プロセスを通して自分の生き方を考える

理想の住まいや、住まい購入の目的を考えるとき、必然的に1年後、3年後、5年後、10年後、20年後、30年後の「なりたい自分」を考えることになります。

・幸せを感じる時は?
・かなえたいこと、やりたいことは?
・仕事はどうなっている?
・どこで誰とどのように暮らしていたいか

今の自分と、将来の自分に向き合って自分らしい暮らしをイメージしていくことが必要になります。これができて初めて、「予算」や「マネープランニング」を考えることができるのです。ぜひ時間を取って考えてみてください。

このあとは「理想」と「予算」を少しずつ近づけていくプロセスになります。次回の記事で詳しく書いてみたいと思います。

よろしければサポートお願いします。独立開業に向けて有意義に使わせていただきます。