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新社会人のための「暮らしとお金の講座①」お金については誰も教えてくれない

こんにちは、くみょんです。
3月も下旬となり、4月から社会人という方もいらっしゃると思います。
これから何回かに分けて新社会人向けの「お金の知識」を書いてみたいと思います。

✅暮らしのお金については誰も教えてくれない

日々の暮らしのお金について、誰かに体系的に教わったことはありますか?家計の管理や給与、税金、資産活用。そんな一番身近で大切なお金のことを教わった記憶が私にはありません。

お金に関する「価値観」は両親の影響や育った環境によって育まれたと思います。私の父はどちらかというと「浪費家」、母は相当な「節約家」でした。私はその両方を受け継いでいて、思い切ってお金を使うこともあれば、日々の暮らしは「みみっちい」と思われることもあるほども「ケチ」です(笑)

✅新社会人のお金の知識はどのくらい?

社会人になって、手取り収入については把握し、「残業をすれば手取りが増えること」を知りました。また住宅メーカーに勤めていたので、住宅ローン計算に使う「年収」が手取り収入ではないことも理解していました。

それでも、当時(15年ほど前)の「貯蓄方法」としては、「給与天引きの積立定期預金」くらいしか知らなかったのです。私の両親の世代は、普通預金の利息が8%もついていた時代を知っている世代です。「貯蓄が一番」という価値観の持ち主でした。

もちろん会社では何も教えてくれません。毎月配られる「給与明細」の金額が正しいのかどうかを判断する基準を新入社員は持っていません。そういえば私が新卒で勤めた会社は給与の締めが毎月15日でその月の末日に給与支給でした。初めての給料日(4月末日)は本来であれば給与の半額支給となるのですが、「今まで育ててくれた親御さんに何かプレゼントしたらいい」と満額が支給されました。その時は太っ腹だなと思ったのですが、退職するときしっかりその分は精算されました(笑)

✅お金について知る機会が欲しかった

私が自分の社会人1、2年目だったころを思い出すと、お金について知る機会が欲しかったなと切実に思います。大学でもそんな講座があってもよいと思うのです。

私の場合は、仕事柄ファイナンシャルプランナーの資格を取る機会があったこともあり、自力で少しずつ知識を獲得していきました。社会人3年目の時に読んだ勝間和代さんの本で、お金は銀行に預けず、ドルコスト平均法で積み立てていくことが有効だと知りました。

周りに証券会社の口座を持っている人もいなかった、むしろそんな話をできる人がいなかったため、自分で資料請求をしマネックス証券に口座を作りました。

ただ、そこから「どの商品を選んだらいいのか」ということの判断がつかずに結構長い間寝かしてしまったのです。今のように情報もなく、20代前半の田舎の会社員にはハードルが高かった。

当時、同じようなことをしている人が身近にいれば、また困ったときに相談できる人がいればもっと早く積み立てを始めることができたし、無駄な「個人年金」に加入することもなかったな、と思います。

新社会人のための「暮らしとお金の講座」を自分のライフワークの1つとして取り組んでいきたいです。

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