対立構造。
男vs.女、とか。
東京vs.地方、とか。
スタートアップvs.VC、とか。
わたしも無意識でやってしまう。だってその方が反響があるから。おそろしい。人は数字の奴隷。
対立構造を作ることで、もっというと敵を作ることで人は結束する。仲間になる。「あいつはどうかと思う」というコミュニケーションは不健全だけど、わたしたちに居場所を与える。
対立構造の罪深いところは、どんどん小さくしていけるところ。
東京vs.地方だったものが、岡山vs.広島になる。
スタートアップvs.VCだったものが、独立系VCvs.地銀VCになる。
これが分断。人は分断を作らざるを得ない生き物なのかもしれない。
だから越境が必要で、
だけど越境は難しい。
「あいつはどうかと思う」という気持ちを持って、だけど、それでも遠いところを一緒に目指せるといい。
そしたら対立構造や分断なんて消えて無くなっちゃうんじゃないかな。越境なんて言葉で肩肘張らなくても、溶けて、混ざり合って、はじめから境界線なんてなかったように。
だって、ほんとはそんなものないんだから。
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