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つむぎやな日々

 本日(2月6日)つむぎやAmenityアメニティがグランドオープンしました。
 底冷えする寒空の中、思っていた以上の方々にお越しいただき、本当にありがたいことです。
 お越しいただいた方々には、心から感謝申し上げます。

つむぎやAmenityでワークショップをしている様子

 今回のnoteは、つむぎやAmenityと、SHARE BASE つむぎやでつながった方々とを取り上げさせていただき、昨年、SHARE BASE つむぎやを立ち上げる時に考えていたコンセプトにどれだけ近づけたかを踏まえて、本日(2月6日)まで募集している、noteの「#創作大賞2022」にチャレンジしてみたいと思います。
 こちらのnoteで、いつも「一歩踏み出すことが大事」と言っている手前もあり、大賞は受賞できないとは思いますが、自分の表現力を試す機会にもなりますのでチャレンジしてみます!
 「#創作大賞2022」の概要は、次の通りです。

 それでは、はじめま~す!

◆「つむぎや」のコンセプト

 「SHARE BASE つむぎや」の時から、「つむぎや」のコンセプトは、一貫いっかんしているのですが、

「つむぎや」のコンセプト

「人とひと」、そしてつながった人たちの「思いとおもい」をつなげていく、そんな拠点となる場所となるようにと思いを込めて命名しました。
 つむぎや1号店となる「SHARE BASE つむぎや」は、手探り状態でスタートしたので、このコンセプト通りの場所にできるか、正直不安なところもありました。
 ただ、第1期の出店者は、「なりわいテーブル」の修了生が多かったため、つむぎやキッチン(SHARE BASE つむぎやのシェアキッチン部分)に出店された方にお花を届けるなど、出店者同士でつながりを自発的に作ってくれていました。
 そういう共感もあり、オープン間もない時期にも関わらず、マスメディアに大々的に取り上げていただけたのだと思っています。

マスメディアに取り上げられた時のチラシ

 今まで泉佐野市の中心市街地の、特に閑散かんさんとしていた海側エリアは、つむぎやができてから、少しずつ人の往来おうらいが増えてきたように思います。

SHARE BASE つむぎや付近の様子

◆「人とひと」をつむ

 つむぎやの出店者同士は、結構つながっていて、お互いの出店する日に別の出店者が来て、色々と談話をしてるって話をよく聞きます。
 でも、つむぎやの出店者だけでなく、つむぎやでワークショップに参加された人たちも、つむぎやキッチンや、本日オープンしたつむぎやAmenityに来ていただいたりします。
 以前、LOCALローカル ATTENDANTアテンダント養成ワークショップに参加していただいていたCAさんも突然の呼びかけにも関わらず、忙しい時間の合間を縫って、つむぎやAmenityに来てくれました。

花飾りのガーランドのワークショップに参加

 また、SHARE BASE つむぎやで開催しました「つばさ通りリノベーション実践塾」では、お互い申し込んでいるとも知らずに受講を申し込んだ小学校の同級生が、十数年ぶりに再会するといった感動的なシーンも演出したりもしました。

つばさ通りリノベーション実践塾の模様

 このほかにも、なりわいテーブルの修了生や、つむぎやに出店されている方もつむぎやAmenityのオープン日に顔を出していただくなど、まちににぎわいを与えてくれています。
 時折、雪が舞い散る寒空の中、本当にありがたいことです。

外は雪が舞い散っていました

◆「思いと想い」をつむ

 つむぎやに出店された方だけでなく、つむぎやでワークショップに参加された方たちの思いと想いが紡ぐ場面もあります。
 例えば、「つばさ通りリノベーション実践塾」に受講された方と、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)のメンバーの思いと想いのつながりで、「Local Creator Project」を開催することができました。

「Local Creator Project」のチラシ
(画像をクリックしていただくと、紹介しているnoteへ移動します)

 このほかにも、出店者同士のコラボ企画をされたりして、つむぎやでその企画を実践していただいたりしています。
 つむぎやを通じて、色んな可能性が広がっていて、まちにはいい方向に影響を与えているのかなと感じています。

◆新たな人のつながりをつくる拠点

 つむぎやを通じて、色んな人たちが集い、色んな可能性を広げていってくれている拠点になりつつもあるのかなと思っています。
 本日も、つむぎやキッチンの常連さんが、つむぎやAmenityのオープンにも来られて、買い物をしてくれてました。
 こんな人たちが少しでも増えてくれると、まちには昔のようなにぎわいを少しでも取り戻すこともできるのかなと考えています。

昭和30年代の頃のVRS事務所がある付近の様子

 高度経済成長期のような人が通れないほどの人通りに戻すまでは、なかなか難しいと思いますが、つむぎやができてから、今まで訪れなかった人たちが、確実に来てくれています。
 出店者の方々の知り合いの方が多いかもしれませんが、それ以外の人も、VRSのSNSを見て来られたというお話もいただいており、つむぎやがまちのにぎわいに少しでも貢献こうけんできているのだと思うと、なんだかうれしくなりますね。
 こういう確かな実感があればこそですが、今までまちに関わって来なかった人をどうつなげていくかという課題を、つむぎやを活用して実践しています。
 つむぎやの出店者の募集もそうですし、その出店につなげた「なりわいテーブル」もそうです。

なりわいテーブルの模様

 今、新たな取り組みとして、「バリュー・ライブラリー」を開催しています。

バリュー・ライブラリーのチラシ
(画像をクリックしていただくと、過去に紹介したnoteに移動します)

 これは、本好きな人に、自分の暮らすまちのことに少しでも興味を持っていただき、まちづくりに関わってもらおうという趣旨で始めたのですが、なかなかゆる~い感じでしているので、している本人が一番楽しんでますけどもね~w

バリュー・ライブラリーの様子

 つむぎやの可能性を広げることが、今まで関わって来なかった人たちをまちづくりに関わっていただくきっかけになるのかなと思っています。

◆心豊かな時代に向けて

 なかなか収まらない感染症で、いいニュースが世に流れてこない時代だからこそ、物質的・金銭的な豊かさより、心が豊かになるべきだと考えています。
 なぜなら、個人的な考えではありますが、モノやお金が豊かになる分、その豊かさを選ぶがために、自分の時間や、ややもすれば人間的な暮らしすらも切り捨ててしまうのは、職場や家庭内での人間関係をぎくしゃくするだけでなく、お互いを否定してしまう関係性しか築けないことになってしまうからです。
 以前のnoteでも紹介しましたが、高度経済成長期の日本は、モノもお金もなく貧しかった時代ではありましたが、一方では、心の豊かさを持っていた人が多かったように思います。

 近所には、間違ったことをした子を叱ってくれるおじさんやおばさんがいましたし、怒られた子の親は、今の時代なら、叱った人に怒るところが、その時代であれば、逆に感謝されるということもありました。
 その背景には、近所の人たちの関係性ができていたから、できていたことなんだと思います。
 今は、隣に住む人の顔も知らないという時代になっているので、関係性を築こうにも築けない時代になってきているのかなと思うと、さびしい気持ちがしますよね。

 今日のつむぎやAmenityのオープンを見ていると、出店者の知り合いの方だけでなく、出店者同士、つむぎやで開催したワークショップに参加した人など、いろんな人が訪れていただき、そういう人たちがまたつながったりして、関係性をつくっていく流れができて来て、ちょっとしたコミュニティが、つむぎやだけでもできそうな勢いですw

つむぎやAmenityの出店者たちとの記念撮影

 つむぎやがめざすところは、人とひと、思いと想いをつなぎ、つながった人たちの大切なものを一つにつなぐことです。
 この写真のように、つむぎやとその周辺では、穏やかに心豊かな人がつどう、そんな場所にしていきたいなぁと思う今日この頃です。

まちばのマーケットの時の模様


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