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コミュニケーションで大事なことは同じ絵を描けるか。音声をリアルタイムにイラスト変換するリコーの「piglyph」が面白い。

こんにちは。江口邦広です。

コミュニケーションを取るときに大事なことは、相手に正しく伝わることだと思います。
伝わるようにするためには、「言語」「非言語」どちらも大事だと思います。

コミュニケーションは、「言語」や「非言語」を通して、自分と相手で同じ絵を共有することかと思います。


例えば、ボールを無くしてしまった友人がいて、「一緒にボールを探す」というシーンがあったとします。
そのボールを探すこと一つとっても、野球ボールなのか、テニスボールなのか、それともサッカーボールなのか。自分以外の人と一緒に探すのであれば、相手の頭で描けるようにする必要があります。

言語化できないようなものであれば、絵を書いて「こんなやつ!」といった伝え方をすることがあるかもしれません。
言葉が伝わらない相手だった場合も絵を書いて伝えることもあると思います。

「言語」にして相手に伝えることは大事ですが、「非言語」で絵にすると相手には瞬時に伝わります。
それくらいコミュニケーションを取る中で、絵で共有することはパワフルだと思います。


絵のコミュニケーションということで、リコーが提供する「piglyph」(ピグリフ)が非常に面白そうです。
音声や入力された文字に紐づいたイラストがリアルタイムで画面上に提案され、その中から最もイメージに合ったイラストを選んで利用するシステムとのことです。

話しながら絵を使ったコミュニケーションが取れるということですね。

会議や打ち合わせに限らず、教育の現場でも用途は幅広くありそうです。
英語の勉強とかでも使えそうですね。

外国の方が居て、相手の言語が日本語以外でコミュニケーションが取れなくても、話した言葉が絵になれば、しっかりコミュニケーションが取れそうです。

仮に翻訳機を使ったとしても、翻訳機で翻訳した結果を自分が理解できない言語の場合は、自分が伝えたい内容が正しく書かれているかわかりません。
それを考えると絵にして共通認識を図るのは有用に感じます。


色々と使い方が思い浮かんできそうなこの「piglyph」(ピグリフ)。
広まっていったら面白いなと思うので、応援していこうと思います。

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