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ご自身の結婚式、参列者はどこまで呼びますか?

最近では、家族・親族だけで行う方も増えましたね。(もはや定着)

それでも地域によっては、大人数の結婚式がまだまだ主流ですし、やはり誰を呼ぶかという悩みはまだまだ尽きないと思います。

家族にこう言われてるから〜とか、昔からこうだから〜とか、そういったところではなく、フラットな目線で自分が結婚式をするとしたら、どうするかについてお話していきます。


友人は1年以内に会った・連絡をとった人

親しい友人だけを呼ぶ人もたくさんいますが、その親しい友人はどこまでか、って悩む人もいると思います。

今ではすっかり会わなくなってしまったけど、学生時代にグループで仲良かった人とか。
この子はよく会うから呼びたいけど、そうするとこの子も呼ばないとアレかなぁとか。

お仕事や生活環境も変わっていくので、人間関係が変化するのも当然の中、結婚式となるとなんだか難しい。

私も自分自身で置き換えて考えた時に、かなり悩んでしまう問題です。

でも、心の中では誰を呼びたいかって決まっているんですよね。

呼ぶ・呼ばないで悩む理由って、「呼ばなかったらどう思われるんだろう」とか「何か言われるかな」っていうのが原因だと思うんです。

私は一個の基準として、1年以内に会わなかった(連絡を取らなかった)友人って、お互いのライフステージや価値観が違うのかな?って。

どんなに忙しくても、時間がなくても、仲良い友人とは会うし、連絡は取るし。
なぜ1年かというと、年に一回は必ず誕生日が来るから、その時に連絡を取るし会うきっかけになったり。

個人間ではなくて、学生時代に仲の良かったグループがあったら、お盆や年末年始のタイミングなどで集まろうぜ!ってなるし。

1年の間に会うきっかけというのは自然と何度かあって、そこで何もなければわざわざ気を遣って呼ばなくてもいいんじゃないかなぁと私は思います。


会社関係の人は呼ばない

お勤めの会社で定年まで働く覚悟や、よっぽど素敵な関係性を持っていない限り、会社関係の人は呼ばなくてもいいと思ってしまいます。

もうそういう時代でもないと思うんです。

参列者を考えた時に、”今お世話になってる人たち"や"今までお世話になった人たち"という基準でいろんな人を思い浮かべると思いますが、
"これからも関わっていきたい人"も基準に入れてもいいんじゃなかなと。

一昔前の働き方は、終身雇用で1社に定年まで働くことが普通だったと思うので、結婚式に幹部や上司を呼んでおもてなし(顔を立てる)をするのは必要だったと思いますが、
今は転職が当たり前の時代ですし、終身雇用はなくなってきています。

数年後にやめるかもわからない会社の社長を呼んで、主賓席に座らせて、ありきたりなご挨拶をいただいて、、そういう結婚式をしたいですか、、?

あと、呼ばれた側もご祝儀どのくらい包んだらいいんだ、って悩む上司もいるとか、いないとか、、(笑)
いくらポジションがある立場だったとしても月のお給料は決まっていて、家庭を持っている方だったら、月に何万かの出費は結構痛いと思います。

ましてや、部下は増えていく一方なので、結婚ラッシュが来たら考えた時で恐ろしいです。

良識ある方でしたら、会社関係の人は呼ばないとなっても何も言わないですし、快く別の形でお祝いをしてくださいます。

※プライベートでも仲が良く、会社関係という枠を超えた関係性でしたら、もちろん何の迷いなくご招待ください!!!


ただでさえ気を遣うのが結婚式

家族や仲の良い友人だけを招待するにしても、気を遣ってしまうのが結婚式です。
ご自身だけでなく、結婚するお相手のゲストも集まっているので、そうなるのは必然です。

疲れてしまうかもしれないけど、それは素敵な気疲れだと思うので(もっといい表現をしたい、、)悪い気の使い方ではないと思います。

親しい間柄の方達だけでもそうなのに、そこに会社の社長やら取締役、上司、もう最後いつ会ったかわからない友人・知人を呼ぶとなると、
果たして人は気を回すことができるのでしょうか。

”今までお世話になった人たちに感謝を伝えたい"というのは、
=結婚式に呼ぶ ではありません。

心から感謝している相手でないと、不思議と相手も感じ取って人数合わせや、気を遣って呼んだんだろうなというのが伝わります。


自分達のためだけに、皆さんが一同に集まってくれるのは結婚式しかありません。

そう思うと、心からきてほしいって思う人や、会いたい!と思っている人だけを呼ぶ方が素敵な1日になると思いませんか?


個人見解バリバリな記事になってしまいましたが、ある意味人間関係を見直すことができるというのも、結婚式なのかもしれません。