結婚式の初期見積り | 見るポイント
「初期見積りから、すごく上がった」
という話は、もう今では当たり前かのように聞く話。
打合せを進める中で前後するのは仕方ないけれど、それでも初期見積りをもらう際に、プランナーに確認するポイントを抑えれば、リアルな見積りをもらうことができます。
見積りを作る側の私だからこそ、伝えられるポイントをご紹介します。
料理は一番高いコースを入れてもらう
料理のコースはいくつか用意されていて、1つコースを上げるだけで、十数万、何十万と金額が変わります。
初期見積りでは何も言わないと、一番安いコースもしくは真ん中のコースを入れられることがほとんど。
ただ、多くの方は真ん中以上のコースを選ばれるので、食はこだわらなくていいという方でも、最低限真ん中のコースで見積るべきです。
打合せが進み、ゲストへのおもてなしを考えると、美味しい料理を振る舞いたいとなり、一番高いコースを選ばれるカップルは多いです。
なので、もう最初から高いコースを入れてもらいましょう。
写真・映像はMAXの金額を確認
ここも何十万と変わるポイントです。
初期では、一番安い金額が入っている可能性があります。
一番安いものですと、撮影してもらえる時間が少なかったり、いいカメラマンではなかったり、、、
例えば写真だと、12万円〜30万円まで振り幅があるとなったら、中央金額より少し上くらいで考えた方がいいです。
もし持込フリーカメラマンに依頼する場合は18万円くらいを予算に持っておくとかなり素敵なカメラマンを選ぶことができる相場感なので、
式場カメラマンの場合もそのくらいかそれ以上を見ておくといいと思います。
映像は、記録・エンドロールは入れてもらうと安心です。
オープニングやプロフィールは、ご自身で制作するか外注で頼む人が多く、私もそれでいいと思っている派です。
予算を削りたい!ってなった時、映像を削るカップルが多いのですが、
個人的には写真・映像は一生モノなので両方とも残しておくと、絶対的に後悔はしません。
お衣装は持込可能か
お衣装こそ、金額の上がり具合がすごいです。
30万、50万のドレスが目の前にやってきます。
(私だったら、Valextraのバッグ買えるやんって思考になってしまいます笑)
お衣装は必ず持込が可能かどうか、持込料がいくらか確認するようにしましょう。
提携ドレスショップで節約は難しいです。ドレスのグレードを下げるしか選択肢がなく、もちろんそれが一番のお気に入りドレスだったらいいのですが、妥協で衣装を選んでしまうことになります。
初期の見積りでは、衣装の平均価格を入れてもらうようにしてください。
プラン内に入っていたりしますが、プラン内の衣装は選べる幅が少なく、大体上がります。(5万円〜15万円くらいかな?)
お持込料がかかってでも、他のショップで借りた方がいい場合もあるので、契約前に必ずお持込みについて確認するといいです◎
もし、絶対持込NGの場合、私だったら契約する前にドレスショップでの衣装
合わせをお願いします。
フラワーも必ず作品を見せてもらう
メインフラワー、テーブルフラワーも見積りが上がるポイントです。
これも大体一番安い金額が初期で入っています。
HPやパンフレットの写真などを目にするので、ついイメージがそのボリュームの装飾になりますが、あくまで広告用のお写真です。
メインテーブルが15万円だった場合、実際の写真を見せてもらいましょう。
必ず何パターンか見せてもらうのと、他のカップルの平均いくらくらいが着地かを確認して、それを見積りに入れてもらうといいと思います。
細かくいうとキリがないのですが、この辺りを抑えておくだけでも、リアルな見積書を作れます。
一番安い金額で収まることはほぼないので、必ず他のカップルの着地金額を意識してプランナーに依頼しましょう◎