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時の話からなまえデザイン 

時々、無性に書きたくなる時があります。

今朝はそんな時。
だから、徒然なるまま書くので、話は行ったり来たりかもしれません。

きっかけはたぶん2つあって。

1つは、時という事を考えた。
考えるきっかけになったのは、仕事のやり取り。

一緒に物事を進めるうえで、
「何かをやる」
「何かをやっておいて」
となったとき、期日が決まっていないが、次に進むうえで必要なものであると認識している場合、私はそれをできるだけ数日内(1週間を越えない)で終わらせるように心がける。(そうしないと、仕事がたまり続ける、、、というマイナスもあるからだけど)

だけど、仕事をしているとそれが当たり前でないことも実感する。
自分で期日を決めて動けないのであれば、こちらが期日を決めてあげればいい、そうも思っているので、「XXまでに提出して。」と、課題と期日をセットにする。


ただ面白いのが、「これ必要なんでできるだけ早く対応してもらえます?」というと、意外と1,2日中に出てきたりする。

となると、「あれ?なんですぐに出てこなかった?」ってなる。

その2つの取り組みスピードの違いはどこから生まれるのだろうか、、、と。


理由は色々あって。
一つ目は、人によって重要度が違う。その場合は、お互いの重要度の認識をすり合わせておく必要がある。

2つ目は、時間についての認識の違い。そんなことをふと思った昨夜、浮かんできたこと。

今日は6月30日。
1年で言えば、半分が終わった。
今年もあと半分。

1年間は365日。
そう考えると、1日は365の1つでしかない。

でも1年を週単位で考えると、52週(と、1,または2日)。

何かを取り組むうえで、52の1(1/52)という時間で進めるのか、52の4 (4/52=1/13)という時間で進めるのか。

もちろん物事によっては4週の時間が必要なものもある。
でも、1、または0.5で進められるものを、4かけてしまったら、Timeチャンクとしては52分割なのか、13分割なのか、、、という事になる。

別に早ければいいわけではない。別に時間を取ることが悪いわけではない。でも本当は0.5や1で進めて目の前をクリアにできるのに、それを置き去りにしたことで、ただ目の前に物事が積みあがって、荷物だけが増えていく、、、。そんな日々を残りの51週過ごすのか。それとも少しずつ荷を軽くしながら、新しいものとの出会いとともに、少し余裕をもって過ごすのか、、、。


もし私が80歳まで生きたとすると、残りはあと27年。
1年間を365日で考えると、9855日ある。
というか、9855日しかないのかぁ、、、。
ここまで53年生きてきたとなると、19345日。
その半分にも満たない日数。

そして週単位で考えると、52週x27年=1404週。
距離にすると、1.4キロ。
もうね、20分ちょっとで歩ける距離しかないわけですよ、、、。
中学校の1500メートル走よりも短いわけですよ。


6月は、兄の命日であり、トレーナーの後輩である宮﨑喬平君の命日でもあった。そして、今年は年下で一緒にA-Yogaで学んできたメンバーが2名この世を去った。


誰も今が永遠に続くとは思っていない。
だけど、今を意外と雑に生きている気もする。
毎日が全力投球なんて難しいけど、本当にやりたいことのために、目の前にあるものを淡々と片付けて飛び出そう、って思う。


私は幸せなことに、仕事を趣味とし、趣味で社会とつながっている。
そしてその趣味を共にする多くの仲間とともに、未来を変えることができるかもしれない、そんな生き方をさせていただいている。


最近は、監修みたいな役割をさせていただくことも増えているけど、私にはないものを持つ、より多くの情熱と才能を通して、誰かの人生を豊かにできればうれしく思う。


で、6月の締めとして、会社のメンバーLineにメッセージを送った。

2023年前半は、変換の時だった。
色々と未知数すぎて、組織の長として未来を描くことが難しい時間もあった。でもそれもみんなの協力とみんなの頑張りで、3か月くらいで道が整ってきた。本当に感謝しかない。


そのタイミングで、会社のロゴを変えた。
会社を創業して19年。
20年目に突入する前に、ロゴを新調した。





会社のロゴ関連やウェブの作成管理をお願いしている、スタジオアントラップのリスさんが私たちの希望を形にしてくれた。


改めて、この会社名とロゴをみて思うことがあった。
15年近くは一人会社としてやってきた。
常に契約で一緒に働いてくれているメンバーはいたけど、社員としてはずっと私一人だった。


そこから3名、2名、今は5名。
会社のお仕事を一緒にしてくれているメンバーは30名を超える。
そしてA-Yogaの認定者は170名ほどになる。

その全てはこの会社の名前で思いはつながっている。
そんな風に思った。

会社名を考えたとき、父の仲間のおじじグループが集まってくれた。
父、小谷じー、高柳さん、佐藤さん。

それぞれが会社を経営する人たち。

私が望むこと、私の思い。
それを会社名にしたほうがいいよって。

「邦子は会社を通して何をしたいんだ?」
そう聞いてくれたおじじたち。

「スポーツ、運動、健康、そんな分野だと思うけど、何を大切に思っているの?」


そんな会話から生まれたのが
「私は人の人生その全てをケアできる存在になりたい」
というもの。


その軸に「運動」「動作」があり、「動きが人を作る」「動きを通してその人を知り、その人が自分を知る」

だから常に「動き」を入り口として、「その人、そしてその人の人生」を共に歩む。


その思いを言語化したのが、「トータルらいふけあ」

「トータルライフケア」だと硬いので、「らいふけあ」は平仮名にしたい、と言ったら、「柔らかい感じでいいんじゃない」と言ってくれたおじじチーム。


そんな会社のスタート風景を思い出させてくれた「なまえデザイン」という本。



時を超えて、初心を思い出させてくれた。


名前が自分になる。

自分が名前になる。

これからもみんなで、「トータルらいふけあ」という存在になれるように、20期も進んでいこうと思う。
2023年前半は、現実に引っ張られがちだったけど、後半は未来をみて進んでいこう。


いつも見守ってくれる皆様、いつも協力してくれる皆様、いつも応援してくれる皆様、本当にありがとうございます。


誰かの価値を共に応援し、最大化できる、そんな自分でいられるように、、、。

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