突然ですが、「人文学」という言葉を知っていますか？
哲学、文学、歴史といった、いわゆる「文系」の学問の総称をそう呼びます。
（厳密には、経済学や経営学などは入らないので、すべての文系科目を射すわけではないのですが）

KUNILABOは誰にでも開かれた人文学の学校をめざして設立されました。
経済のグローバル化が進む中で、直接職業に結びつく教育が重んじられる傾向がありますが、職業生活においても家庭生活においても人間と人間の関係が基本である以上、人文学をつうじて人間について深く学ぶことは依然としてとても重要であるという思いから、自分たちで学校を作っちゃおう！とはじめました。

最近は書店のビジネス書コーナーでも「仕事で使える哲学」や「ビジネスに必要な教養」などといったテーマの本をよく見かけるようになりました。ビジネスがグローバル化されるなか、改めて「人文学」や「教養」の必要性が見直されているということだと思います。KUNILABOが提供する講座は、そのようなニーズに応えることのできるものでありたいと思っています。

講師は、現役の大学教員や気鋭の若手研究者たち。いずれも最新の研究をもとに、分かりやすく、でも専門性を高く持って開講されています。

人文学の専門家と市民のみなさんを結ぶ学びの場。
KUNILABOは、大学教員と大学院生を中心とした人文学の専門家の知識を、哲学や文学、歴史学などを勉強したいと考えている市民のみなさんとつなぎ、アカデミズムと市井の垣根を越えた知のコミュニティを形成することを目指しています。