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いよいよ私の夢が!?

小学生の時に抱いた夢を、実現させた同級生がいたことを知った…

それも、世界を又にかけた夢。

私の夢は、到底彼の夢とは比較できない、小さな夢に違いない…


教室内では、次々に夢が語られていく。

「みんな夢を持っているんだ」

そう思いながら、教室の後ろに立っていた。

これは夢の中。

夢の中で小学生時代の私が、大人になった私をこの教室に導いて、みんなの夢を聞いている。

クラスメイトの夢を聞いてきたのに、なぜか自分の夢が思い出せない…


「いよいよ私の番だ!」

席に着いている小学生の私が、こちらを見て微笑み立ち上がった。

私は、思わず息を呑む。

鼓動が激しくなる!


「私は何を語ったのだろう?」

「本当に夢を語ったのだろうか?」


小学生の私が、教卓へと進んで行く。

手には原稿用紙…

「あの中には、私の小学生時代の夢が書かれているのだ」


なぜか急に、怖くなった!

聞きたくない!

思わず耳を塞ぐ…目を閉じる…


そして気づくと、私はベッドの上に居た…


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