結婚するまでは音楽を聴くのが大好きで、英語は苦手なのに洋楽ばかり聴いていた。

歌詞よりも、メロディーを感じるのが好きだった。

ラジオを聴いては、気に入ったメロディーを探していたのである。

それが、結婚し子どもが生まれると、次第に音楽を聴く余裕が無くなっていった…

数年前のことだ、TVCMから流れてくる曲が、とても懐かしく感じる。

インターネットでミュージシャンを調べると、なんと日本のバンド、それもまだ若いメンバーではないか！

それがSuchmosだった。

早速CDを購入し、そのCM以外の曲を聴いたり、YouTubeで映像を観たりして、ますます興味深くなった。

その中でも"MINT”という曲のPVが気に入り、何度も何度も再生する。

仲間を歌った曲である。

このPVから、メンバーの仲の良さを感じ、羨ましくもあった。

ある日、東京都内のLIVE HouseでのLIVEを聞きに行く機会を得た。

やはり、メンバーの仲の良さを感じ、ますます気になる存在となったのだ。

歌詞は、当時迷いばかりだった私に、前を向くように伝えてくれている。

彼らの曲は、私の背中を押してくれる、活力となっていったのだ。

それから、出される曲は全て聴き、LIVEへも抽選に当選したものや、フェスに出演されるものに、できる限り足を運んだ。

地方公演も、沖縄に行ったり、今年は静岡、神戸へも行った。

曲作りも、媚びることの無い、自分たちが作りたい曲を作り、LIVEでは新曲をドンドン演奏する。

フェスで、ファンすら聴いたことの無い曲を、ど頭に演奏してしまうのも嫌いでは無い。

そんな姿勢が、今私がやっている表現活動に重なっていて、「自分が自分でいて良いのだ」と、曲を聴く度思う。

また、LIVEに行く度、

「自分の思うまま進めば良いのだ」

と、勇気づけられる。

ある人にこう言われた

「youyouには、Suchmosが必要なんだね」

そう言われて改めて、私の中でどれだけSuchmosというバンドを必要としているのかを、認識することとなったのだ。

創作物語を表現しながら、ヴァイオリンの音色との融合を目指して活動をしているが、「何がやりたいのか分からない」と他人から言われ続ける日々。

それでも、常時応援くださる方が増えつつある。

今の私たちは、この活動を全国の方に知ってもらうことを、最初の目標としている。

現在、埼玉中心で活動をしているが、今後は湘南の地で、パフォーマンスをして行く。

いつか、Suchmosとのコラボレーションを実現するのだ！