詩作は、日本語のフレームをゆるめる作業。普段使っている言語では捉えきれない、フレーム外部の領域を内部に引き入れ、揺さぶりをかけようとする試みでもあります。人間の耳の可聴域外にも音は流れているし、人間の目には決して見えない光もある。この社会の現在のあり方だって、必然ではない。

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