映画や美術展を見に行ったあとの気持ちを、感想や批評やレポートとは違うかたちで表現したいとずっと思っていました。ある作品を前にしたとき、作品と自分とのあいだに生まれた関係それ自体を言葉に置き換えたい。〈わたしという誰かの演劇〉には、そうした試みも徐々に含まれてきたように思います。

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