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槙島聖護の言葉

私の大好きなアニメに『PSYCHO-PASS』というのがございます。
まもなく新作の劇場版も公開されるということで、
アマプラで順番に復習しています笑

本作品の中で、
強烈な存在感を放つ悪役といえば「槙島聖護」です。
シリーズ2や3でもそれぞれ敵は登場しますが、
やはりシリーズ1を超える悪役は彼以外には存在しないでしょう。

そんな槙島聖護は読書家です。
いつもセリフの中には文学作品に関わる内容が出てきます。
彼の放つ一節を自分なりに解釈したいと思います。

槙島は電子書籍ではなく「紙の本が一番」だと言っています。
私も同意見です。というか電子書籍を持っていない笑
彼は紙の本を読むことの意味を次のように語っています。

本はね、ただ文字を読むんじゃない。
自分の感覚を調整するためのツールでもある。
調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。
そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える。
調子が悪い時でも、スラスラと内容が入ってくる本もある。
なぜそうなのか考える。
精神的な調律、チューニングみたいなものかな。
調律する際、大事なのは、紙に指で触れている感覚や、
本をペラペラめくった時、瞬間的に脳の神経を刺激するものだ。

PSYCHO-PASS 第15話 槙島聖護のセリフより抜粋

これは非常に共感できる内容です!
まさに紙の本を読むことの意味を明確に表現してくれています。
学校の読書教育でも是非活用していただきたいです。

私は毎日読書するほどの読書家ではないのですが、
ある時、突然本を読みたくなる瞬間というのがあります。
理由はわからないのですが、
槙島の言葉を借りれば、
きっと頭がチューニングしたがっているのかもしれません。

『PSYCHO-PASS』は本当に面白い作品です。
アニメとは言え、教養も増えます。
皆さんも見てください。

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