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部屋にポツリと独り コーヒーをわきに置いては 浅く息をする 静かな夜だ ぼくは独りだけれど…
花々が 見渡すかぎり 広がる野原 祝福された君は 楽しそうに踊っている あの透き通る日を 浴…
厳かに 笛を吹いている 人がいた その笛の音は 鈍く響き ダルそうな君は あの赤の風景に 吐…
あいつの視線は 矢を飛ばして くるようだ でも、大丈夫 ぼくには とっておきの カサがあるか…
カミナリが バリバリと落ちては 怒っているようだった ギラギラした その顔 まるで君のよう…
鈍い気配を コーンと漂わせて 座るボール この硬い地面に 君はどこか銀色の 輝きを放ってい…
ぼくらの場所を陣取って 特等席だと 言わんばかりに 寝ているな、君! ねえ、たぬきくん 起きてくれないかい? そうしてくれないなら お腹をツンツン 突っついちゃうぞ! ああ、なんて邪魔っけな たぬきなんだろう そんな彼を なんとかどかしたい ぼくであった
しとしと降る雨の音に 耳を澄ましながら ページをめくっていた 一枚、一枚 静かに この本は …
椅子に ドスッと座ると おもいっきり へこみました たしかに憂うつな 気分でしたが、 そうで…
ぼくは立っていた この地面に かたく、かたく 足元にある 張りついた土台 ぼくはこの上で 途…
ぼくは あの白いハトを 呼ぼうと、 手を伸ばした 固い壁に囲まれた この場所から 見つけて…
光の中に星があった 温かく、そして 強くもあった 君の怒りは その星をつらぬき、 粉々にした…
爪を立てて 机をひっかいている なんて音だろう 耳が痛くなる 狂わしい叫び 垣間見える 野…
ポカポカとした 日差しに ひたいの汗を拭った 「今日は暑いね」 君はパタパタと、 パタパタとしている ぼくは そんな君の手つきを 見ていると 少し、 突っつきたく なってしまった