あの頃出会った子どもたちへ
18歳の時、わたしは保育士を目指していた。
その時はじめての保育実習で、わたしは少し気の強そうな5歳の可愛い女の子に出会った。
その子はわたしを気に入ってくれたようで、 いつもわたしの傍にいて 「わたしの先生やから。」と言って、他の子どもたちをわたしのそばに寄せ付けないようにしていた。
はじめての実習は、ただ一生懸命に子どもたちと向き合う楽しい日々を過ごしたのを覚えている。
実習期間は二週間で、あっという間に過ぎて行った。
最後の日、子どもたち1人1人に自作のイラスト