どうせ、人生、最高

恋の向き合い方
自分との付き合い方
あらゆる痛みの引き受け方

すれ違いも切なさも矛盾も全ては愛おしい



私は「いつか別れる。でもそれは今日ではない」という本を選びました。

選んだ理由は、私は元々エッセイ本を読むのが好きでInstagramでたまたまこの本を知りそのタイトルに惹かれら本の帯に書いてある「ずっと一緒にいようと言われるより、来月の予定を押さえてくれた方が嬉しい。結婚しようと言われるより、黙って婚姻届を差し出される方がまだ誠実だ。幸せにすると言われるより、三日に一回チロルチョコをくれた方が信じられる。絶対的な約束は、言葉では交わせない。行動でしか、守れない。果たせない。」という言葉に共感できたからです。

沢山ある内容の中でわたしが特に好きだったのは
『大停電の真夜中』
という章です。

携帯電話をいじるなんて真夜中に失礼だ。
一人でいる時くらい、ちゃんと一人でいたい。
それでも人恋しい時がある。
(本文より)

読んでいるだけで頭の中にイメージが湧いてきてとても懐かしいような寂しいような不思議な感情になります。

全体的に文の内容は少し過激で恋愛についてのものが多いですが、とても真理をついていて恋愛だけでなく人生観が一気に変わると思います。

この本の著者Fさんの本当は他にも持っていますがどちらも言い回しがとても好きで、語彙力のある方で読んでいて本当に楽しいです。

ひとつひとつのエッセイはあまり長くないので合間時間に読むのにおすすめです。

もちろん全ての言葉に共感できるわけではありませんが、色んな考え方を知ることで自分の価値観が変わり少し前向きになれる本だと思います。

私自身エッセイ本は電子ではなく実際に1枚1枚のページをめくりながら読むのが好きです。
なので、この本を見かけた際はぜひ1度手に取って欲しい。そんな本でした。

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