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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第49回 「発達障害者は歳をとったら特性が合う仕事を探すよりも今の仕事を踏ん張るほうがいい!?」ってお話

[く] こんばんわー。

[寺] お疲れ様です。

[く] ここのところ寺島さん在住の大分県がテレビやマスコミで取り上げられることが増えましたね。

[寺] 大分というか、別府市ですよね? 昨年の11月に別府市が遊園地と温泉を合体させた「湯~園地計画」という動画を制作したんですが、これが大変なことになっています。(笑) 動画で別府市長本人が「100万再生されたら本当にやります!」と公約宣誓書を持って出演したということでも話題になり、なんと本当に3日で100万再生を達成しました。それを受けて今、別府市は「湯~園地計画」実現に向けて邁進しているところです。

[く] 「湯~園地計画」の動画はボクも見ました。ジェットコースターが風呂桶になってたり、スライダーのあるプールが温泉で満たされてたりとか・・・。

[寺] アストロファイターも足湯付きですって(笑) この少し前にも温泉でシンクロナイズドスイミングをやる「シンフロ」という動画が話題になったこともあって、大都市圏のマスコミに取り上げられることも増えたようです。公式サイトもありますが、こちらのcampfireのサイトが経緯まで網羅していて分かり易いです。

ちなみに総合プロデュースは広告業界では知らぬ者はいない、音楽家にしてCMプロデユーサーの清川進也さんです.

「湯~園地計画」の実現はまだ先のことですが、注目が集まったおかげで、既存の観光地にも活気が出てきたように思います。

[く] ボクの出身地の山形県もかなりの温泉県なのですが観光化にはあまり成功してないようです。蔵王がちょっと、かな。まぁ、別府が別格かもしれませんが。

[寺] 別府は世界一の源泉数と湯量がありますからね。都市化していなくて何かやろうとしたときに土地の融通が利くのも利点かもしれません。でも蔵王も有名じゃないですか。くらげさんも温泉にはずいぶん行かれたのではないですか?

[く] ボクは温泉は苦手ですね。熱いお湯に浸かっていると痒くなるのと暇なので10分でも長過ぎる方です。むしろ温泉卵や名産物を見たり食べたりするのが好きです。

[寺] 暇!?お風呂に入っている時間が?ADHDとはいえそれは気が短いにもほどがありませんか!(笑) せっかく蔵王という名湯の近くに生まれたのにもったいない話ですねえ。そういえば、以前、私たち一家で別府に遊びに行ったとき「温泉卵を食べてます」と写真を送ったら「それはゆで卵では?」と返してきた事があったじゃないですか。

[く] ボクにとっての温泉卵は「黄身が半生で白身がドロっとしたもの」なんですよ。温泉の源泉につけておくとものですね。別府ではそうではないことに驚きました。

[寺] 別府で温泉卵といえば、温泉の蒸気で蒸した、固くて茶色い燻製みたいなタマゴのことなんですよ。

同じ名前で中身が違うなんて日本の広さを感じますよね。ところで、くらげさんはゆで卵ってお好きですか?

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。