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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第104回 「サイバーパンクから考えるAIの発達は『障害』の垣根をなくすか?」ってお話

[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは。寺島です。さて、今週のNPO設立の進捗は〜?

[く] 進捗情報、全部公開しなきゃいけないのですか(笑)

[寺] 全部じゃなくて良いですけど、福祉に興味のある方はNPO設立にも興味があるんじゃないかと思いますし、出来るだけお伝えしたいかなと。ただでさえくらげさんは放っておくと余計なことをしはじめて前に行ってたことをしなくなりますからね!着実な進歩を見せるのは不可欠かと!

[く] 思い当たるフシはありすぎるので反論の余地はございません…。さて、今週は特に対外的な動きはありませんでしたが、NPOのプレイベントを5月末に開催する方向で進んでおります。

[寺] 前回話を聞きに行った市川市の空家をリノベーションした貸しスペースのようなところですか?

[く] そうですね。活動の拠点をその空家にしたいと思っていて、そのための準備を兼ねた勉強会ですね。

[寺] どのような内容の勉強会になるのでしょうか?(棒)

[く] 寺島さんは副会長に就任する予定だし、がっつり会議にも関わっているではないですか(笑)

[寺] ナビゲーターとしての役割を忠実に果たそうとしてるんですよ!(笑)そもそも、このnoteが対談形式なのはナビゲートがないと理解にしくい人のためでもあるんですよ。

[く] そういう理由だったんですね、実は。さて、勉強会の内容ですが、会長就任予定のあおの発案で「休み方」の勉強会をしてみようと。

[寺] 休み方って言うと色々ありますが、私もくらげさんもあおさんも下手そうですけどね(笑)

[く] だからこそ勉強会をしてみる意味はあるかと。第一回目は「いかに快適に寝るか」を考えてみたいですね。まぁ、このへんの詳細はあおが考えていますけど。

[寺] あおさんはかなりの不眠体質なんでしたよね。

[く] そうなんですよ、だからこそ様々な快適に寝るためのグッズとか持ってて。それを紹介したり使用したりしてみたいようなのですね。

[寺] なるほど、それは画期的なイベントだ(笑)いや、実際、発達障害があると睡眠障害が併発することは少なくないですから。

[く] せっかく民家が使えるし、そもそも頑張らないことを目的にする会なのでちょうどいいテーマかなと。

[寺] 今回は私は現地には行きませんが、大分からネットで口を出しつつ応援しています(笑)

[く] 寺島さんがいい具合にストッパー&先導役になってくれるからこちらはフリーダムに動ける、というのはありましてな。さて、今週の本題に入りましょうか。

[寺] お役に立てて光栄です。先週は「技術の進歩と障害者支援」がテーマで、今回は更に掘り下げて語ろうということでしたね。

[く] そうですね。AIやVRが発達障害支援に大きく影響するかも、というところを軸に考えていきたいですね。

[寺] まずは、なぜAIやVRが発達障害者の支援になるかがわからない読者が多いでしょうから、イメージしやすいことから始めましょうか。

[く] ソフトバンクの孫正義が株主総会でAIについて触れたことがあるんですが、「常にAIを身に着けていれば経営上で失敗することが減るんじゃないか」という趣旨の発言をしていました。AIがリアルタイムで発言などを分析して、過去のデータと照らし合わせて最適な解を提供する、というイメージでしょうか。

[寺] 株の取引をAIに任せた方が利益が上がったなどという話もあり、AIが人間に取って代わると恐れおののいている向きもあるようですが、そもそもAIはお金を欲しがりませんからナンセンスです。AIを人間(判断)のアシスタントにするという方向性は実際的ですね。また、発達障害者は「空気」を読んで「普通の行動」に苦手さがあるので、AIが常に普通という振る舞いをアドバイスしてくれると便利ですよね。

[く] 「普通っぽい動き」ってのがなにか、という分析が大変そうですが(笑)前回のラストで寺島さんが紹介していたIBMの人工知能「ワトソン」はそれに近いことができるようですね。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。