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[テオリアの前に(14)]第2文型とは

第2文型とは「主語」+「動詞」+「補語」というパターンで出てくるものです。そして主語=補語の関係で捉えることができるものでした。

He is a doctor.とHe met a doctor.の違いがわかれば大丈夫です。He is a doctor.は「彼」=「医師」であり、He met a doctor.は「彼」と「医師」は別人物ですね。主語とイコールの関係で捉えることができるものを「補語」、捉えることができないものを「目的語」と言いました。

「主語」+「動詞」+「補語」の文において、主語と補語の関係は「AはBだ」ということができました。

この「補語」には「名詞」だけではなく「形容詞」が来ます
He looks sad.(彼は悲しそうに見える)という文では「彼」は「悲しい状態にある」という意味が含まれています。lookという動詞は後ろに形容詞がくると、主語の様子・状態を表します。
This watch looks expensive.では「この腕時計は高そうに見えます」となりますね。

第2文型を取る動詞として覚えておきたいのは以下の通りです
be動詞 
keep / remain 形容詞「形容詞 のままである」
become / turn / grow / get / go +補語 「補語 になる」
 この動詞の時は形容詞も名詞も補語になります。
feel 形容詞「形容詞 の感じがする」
taste 形容詞「形容詞の味がする」
smell 形容詞「形容詞 のにおいがする」
sound 形容詞「形容詞 のように聞こえる」
look 形容詞「形容詞 のように見える」

[発展](『英文解釈のテオリア』から引用+ちょっと加筆)
たとえば、This wine tastes sour. は「このワインはすっぱい味がする」という、ワインに対する印象を伝えています。 sourは形容詞です。基本的には後ろに形容詞がきますが、「〈名詞〉の味がする」と伝える場合は、taste of tomatoes(トマトの味がする)のように〈of +名詞〉で表します。また、「〈名詞〉のような味がする」と伝える場合は、taste like chocolate(チョコレートのような味がする)のように〈like +名詞〉で表します。名詞を直接続けて taste this wine とすると、「この ワインの味をみる」という第3文型の文になるので注意しましょう。

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