おはよう、コルハ君。
いや、おそよう、かな。
また起きるの遅くなっちゃったね。


まぁ、仕方ないよ。
もうこの睡眠リズムが
出来あがっちゃってるんだから。
いきなり元に戻そうったって無理な話でしょ。

あっ！もう〜、
またベッドの中でウジウジしだす！


自己嫌悪なんてやめなさい！

それがなんの役に立つの？



「なんで私ってこうなの…」ってさ
自分を責めて、なんかいい事ある？

自分の為にならないと判断したら、
もうしないことだ！

そんなことよりコルハ君、
周りを見渡してみたまえ。


君にお世話されるのを待っている
可愛い猫ちゃんが
じっとこちらを見つめているではないか。


君に綺麗にされたがってる
洗濯物やお皿やお部屋たちが
家中で健気に待っているではないか。

君は彼らに必要とされている。

そして君は結構家事が好きだ。
綺麗になっていくのは気持ちがいいだろう？

スマホを見て時間を潰した後よりも、
家事をして体を動かした後の方が
実は気分がスッキリしているだろう？

そういうことさ。



だからひとつひとつ、楽しんでやっていこう。
一緒に。




それとね、ゴールデンウイーク明けたら
君はとっても忙しくなる。


朝は超早起きして運転手を務め、
事務作業をして
夕方にまた運転手を務め、
そして帰ってきたら洗濯物の山と
格闘しなくちゃいけない。
お風呂掃除と、晩御飯の後片付けもね。

こうやって書くと大変そうだね。

でも、忙しくなる事に対して、君が実は
とってもウキウキしてるのを知ってるよ。



君はもう、暇と退屈にウンザリしてるんだ。

でも、本当にできるかなって
不安に思ってるのももちろん知ってる。


君は体があまり強くない。
精神ももろい。
すぐ飽きるし、めんどくさがりだし。

それでも君は、
こうと決めたら意地でもやり抜く
意地っ張りな所もある。


その強情さで、なんとか始められるさ。
そして、慣れてくればもうこっちのもんだよ。
それが当たり前になって、ひょっとしたら
それすら退屈に思えてくるかもね。

…まぁ、忙しくなるまでに早く起きるリズムは
作っておいた方がいいだろうな。

さぁ！
そんなことはどうでもいいんだ！


そんな、まだ来てもいない未来のことを
考えるよりも、いいかい、コルハ君！



今、今、今！
今しかないんだよ！



ほら！
洗濯物が、君に干してもらえるのを待っている！

noteを閉じて、スマホを消して、
動き出せ！

ほら、外に出て、風を感じて！

全集中で、洗濯物を干すんだ！