桜井のりお先生のつぶやきはこちら！！

Karte24から引き続きの秋田書店編。
この回は色々盛沢山ですね。

さて、この"ありがとう…バキ…"は、一体誰の言葉なのか。

カラーの山田は市川とのツーショット狙いなのは確実と見て良いでしょう。
山田、市川の写真持ってないもんね。

職業見学の日がやってきた

場面はファミチキとミルクティに心奪われる山田から。
小林はモデルの山田を気遣って必死に止める。
摘み食いは体型維持の敵……。

市川はこの時の二人のやりとりを見ていて、山田がミルクティを飲みたいことを知っている。
Karte27への伏線。

補足：山田クイズ

個人的には、Karte27の後かなと思っています。
銘柄はクイズとして成立するのに隠したから。

女子と絡めるはずもなく…

足立と絡むしかない市川。
何だかんだ絡んでいけるあたりは、この二人は相性悪くないのではなかろうか……。

受付で手続しているのは小林。
おまけで小林が班長と明かされました。
この時からちゃんと役割決まって描かれていたようです。
ばやしこ、真面目なので納得かな。

萌 こー見えても結構 漫画くわしーからね！！

萌子ってこういった負けず嫌いというか、承認欲求の強さがあるよね。
山田は素直に真に受けているが、市川はにわかなんじゃないかと危惧している模様。

ここが編集部ですー

この回は編集部のどこかにロロッロ！のポスターがあるよ。
探してみてね(このコマじゃないよ)。

あっ可愛い 萌子知ってる？

漫画に疎いのか山田と小林が萌子に聞いてみるが、萌子は知らない。

にわかっぷりに市川、腹を立てる。
(編集部で知らん知らん言ったら失礼……)

あっ

ここは足立が先制。
山田に声をかける。

山田は漫画とか〜読むん？

これまでの足立の行いからすると割とまともな話題。
一応ピュア男子、足立。
露骨に警戒感を強める小林。
山田はあんまり漫画読まないみたい。

話を合わせるあまり、会話を続けられなくなる足立はちょっと抜けてますね。

あっ 新木優利ちゃんだ

珍しく山田から足立に話を振る。
足立はこういう話題好きそうだよね。
案の定食いついて市川を焦らせるが……。

おっぱいが本体なんだよな

あーあ。
好きすぎるあまりか饒舌に語り出してしまう足立。
助平心満載で。

山田のゴミを見る目、再び。
山田はそういう目で見られるためにモデルをやってるわけでは無いだろうし、そりゃそんな目で見る。
山田への卑猥ワード連投に小林もキレる。
しっかり聞いてたね、小林。

なんか、足立はナンパイと違って本音と建前が同じでアホな部分が好きです。骨格も男子！！って感じだし。
あ、個人の感想です。

あ"っ やっ

制裁…！！

足立のアホさに救われる市川であった。
一方で吉田の方は……

あたし　『クローズ』『ワースト』の大ファンなんですっ

吉田の好みの作品の話。
作品自体はヤンキー系で吉田が好きだというのも納得。
足立も乗ってきていて、足立が金髪に染めてるのも影響あるのか……？
足立にマンガの話題を奪われてしまい、萌子も食いつく。
萌子はチヤホヤされたかったのかもなぁ。

しかし市川、さすがに萌子に辛辣すぎないか……。
ちなみに、クローズに小栗旬はいるので萌子は間違ってはいない。
そこそこ予習してきたか、イケメン情報は外さないのか。

温度差がエグい

小林と山田がキョーミなさげ。
リンガーハットというか食べ物大好き山田はわかるが、
小林のマンガへの無関心がすごい。案外スポーツ少女なのかも？

市川はマンガ組に入りたいのだが、無関心組に山田がいるし、陽キャグループには入りにくいしでソワソワ。

しかし漫画ごときではしゃぐのはみっともない

妙にプライド高い部分が邪魔をして素直になれない市川。
山田はどうにも気が付いたような……。

バキの生原稿やで～

感嘆符四つ。
マンガ好きなら見たいよね、生原稿。
心奪われた瞬間を山田にバッチリ目撃されてる市川。

見ないの？

おすまし市川。
とはいえ、見たいという希望は口に出した。
山田はその反応に、なぜ市川が輪に入らないか察する。

山田が、市川が割って入れないことを、察した。
この頃には山田もかなり市川のことわかってきているようで……。

みんなーー　市川がみれないでしょ

手を引いて、市川を輪に導く山田。
驚く市川、照れる市川。
でも、そんな感情は生原稿を見た瞬間吹き飛んでしまって。

すごいな！！

原稿を目にした感動が市川のプライドや自制心、それらを全て取り払った。
山田の厚意が、市川の年相応な表情を引き出す一幕。

市川の表情を見た山田の目はいつもより輝いている。

あ…　ああ…　うん…

見惚れてしまったのか、うまく言葉を表せない山田。
動きもぎこちない。

ほんとに女子はなんにもわかってねーな

山田を萌子と同列に扱う市川。
まあ、市川がわかってないっていう時は、市川もわかってない時です。
基本、ここはブーメランなんですよ。
Karte31とか。

市川の誤解でKarte25は幕を閉じます。

まとめ

山田が市川を笑顔にするという前代未聞のKarte25です。
僕ヤバの１巻は市川が山田を笑顔にすることはあれど、逆は無かったので。

兎に角この回は重要で、ミルクティをせがむ山田、市川のために能動的に行動する山田、市川の姿に見惚れる山田……、転換期としてかなり仕込まれてます。

先生のつぶやき"ありがとう…　バキ…"は、
市川の一面を見せてくれたことに対する、山田の言葉も含むかも。

市川は今回大したことはできていないですが、市川が秘めていた部分が暴かれたという意味で、やっぱりこの回は大きいです。

今回のポイントとしては以下かと思います。

・市川が山田がミルクティ飲みたいと知った。
・小林も山田もあまりマンガに興味がない。
・山田が市川がマンガが好きだと知った。
・原稿に感動した市川を山田しか知らない。

このあたり。
これを見たうえで、次に進んでいくとよいかと思います。

今回の考察は、以上です。

おまけ
ロロッロ！ポスターの位置『４ページ目右下』

ピリつく編集部：漫画家に上手いと言うのは失礼……とする人もいます。

その他

【インタビュー】『ロロッロ!』『僕の心のヤバイやつ』桜井のりお「私はずっと挑み続ける！（下ネタも）」｜コミスペ！

Karte25について、山田の表情とかについてもちょっぴり言及があるので
読んでみると楽しいかも？

以下、感想です。

感想

Karte25、大好き！！！！！！
すごいな！！と無邪気にはしゃぐ市川の顔も、それにときめく山田の顔も。
たまらないですね！！！ええ！！！！たまらないですよ！！！！！！！！！
二人して史上最強に可愛いじゃないですか？（個人の感想です）

ぐいと山田が市川の腕を引くのも好きだし、もう好きな所の枚挙に暇がないです。
そんなわけでこのKarte25は癒しの回です。

何度でも読める……。

さて、いかに主観考察の続きを記載していきます。
今回はそんなに多くはないです。

ポイントはまとめにも書いた通り。
その中でも、

山田が市川の表情を変えるものが、マンガであると知ったこと。

これが最重要項目と思われます。
市川が思わず夢中になってしまう瞬間の明示、
そしてその表情に心奪われたとしか思えない山田の表情。
これがKarte25の核でしょう。

しかるにKarte26の山田のガン見の理由は。
市川の この表情をもう一度見たいんだ。と。
俄然やる気を出して好きなマンガの話を聞いたのも、マンガを貸そうとしたのも、そうと見れば自然かと。

そして、小林のあの発言に繋がっていくのだと思うのです。

続きはまたKarte26の時に。

今回の報告は、以上です。