僕ヤバ:Karte140感想
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感想
未成年がホテルに入る超展開が明けて1ページ目。
ゴム回を挟んでいたせいでバリッバリに性を意識した状態で突きこまれるセックスするための部屋。
ピンチの状況で思考だけが空回りして落ち着いていられない様がリアル。
一方で山田はあまり動きもせず、緊張しきりとはいえ逃げもせず。
まあつまり内心はそういうことなんですよ。
緊迫の展開を動かしたのはくしゃみで、ここで一区切りいつものギャグ日常パートに……移行しない!!
へぇ~~ホテルってお風呂ガラス張りなんだ。
なんか虹色のジャグジーとかあるのかと思ってた。知らんけど。
いや、ガラス張りなのは入る前からわかるでしょ。お互いテンパリングかな?
ちなみにガラス張り直前まで市川はノーマルなポーズで座ってるので大丈夫だったはずだ。ナニが?さあ?
見ちゃダメとふにゃふにゃといった後に、見てもいいはフキダシストレートはどういうことなんですか。
いやそういうことなんですけど。
考えすぎて裏とか考えるのは良くない。ここはそういう意味です。
え?この間まで小学8年生だった山田が言うセリフ?ウソ……。
子どもの成長が早すぎて心が追いつかない。大変だタイヘンダーワァーキャァー……(心のちいかわランドが騒ぎ出す)。
とか言ってる間に脱衣。
そんなにガッツリ脱がなくてもバスローブは着れると思うんだけど……て書きながら思うけど見てほしいシーンなの明白だからなんでこんなことを描いているかというと私が平常心ではないからです。HEI!YO!
ページめくった山田の背中クッッッソ気合はいってそうな作画。
ははぁん。
どうでもいいが過去最高にすっぱだか山田。山田の表情など知る由も無い市川。亀になる。いや、亀の話はしてないです。
ドライヤー乾かし中。
永遠と圧倒的フキダシ情報量で理性をフル稼働市川って感じですけど、山田は悲しそうというか寂しそうというか。
まあこの辺りの話は次のページですもんね。ゴム見えてますよ。
びっくりゴム持ち杏奈ちゃん。
ちなみに市川は別に驚かなくて、持ってることがバレて赤面してるのは山田のほう。
しまいには泣き出してポロッロ!がはじまってしまう。
緩急のつけ方が絶妙。
わりと緊迫のシーンだったからねたすかる。
というのもつかの間。
ライクとラブの違い、精神的な愛、肉体的な愛、いろいろあることでしょう。
人生ままならない。
ましてや14・5歳で相手の心の内側まで透明で見られるかというともちろんそんなことはない。
このシーンは好きだからエッチなこともしたいという告白ですけども、
悲しみの感情なのでそこまで煽情的にならないのが僕ヤバだな~となんとなく唸ってしまうシーンでもあり。
そういう捨ててしまいそうな感情をちゃんと拾い上げる市川も市川だな~~っていう感じ。
謝るときに口を塞ぐのは謝らせないっていう覚悟が感じられてうぉ~京ちゃんスパダリだぁ……って惚れる場面でしかないでした。
山田はもうこの時なんも言わないので、不安とかも全部溶けてなくなって市川の言葉も入ってこないんだろうな~~っていう感じのコマ。
市川は伝えようと必死だけど、山田は全然そんなもの要らないんですよね。
ただこの行為があれば良いというか。
あれ?ずいぶんプラトニックなシーンだなこれ。でも僕ヤバってこうだわ。
どうでもいいんですけど、
この言葉、お前の身体は予約済みだからなって意味と取れるとま~~~~~~~じでうお~~~~~~~~~~~って心の獣が気昂りだす。危ない。
山田も修学旅行で市川の勃起を知ってるので、このシーンはっとするんだろうなって言う流れも無理がないし、想像させる根拠もちゃんと積んできていて違和感がない。唸るしかない。ウォンウォン。
なんて言っていたら外で一発ヤってきてご機嫌かのようなももちゃんとクズが帰ってきた。まあ着衣の乱れも無いから私の妄想ですけど。
どうでもいいけど、中学生の前はやく~♡は倫理観マッポーの世かよ。
破滅的女だ。好き。
などとワイワイギャイギャイ書いていたら余韻の幕。
余りに不自然な貝だけど、まあ貝と言えば下世話な話女性器の暗喩とかもふつーにあるものですし、なんとな~くそういう意図があるんじゃないかなとかぼけーっと思うくらいには余韻。
ガラスに映る山田のウザさは、市川を勃起させて性的な魅力と関心を持ってもらえる肉体というのがわかったから、とか
私の身体見て欲情するなんてスケベだねとか、まあいろいろな含みを感じられるものですけど、個人的な感覚だと前者かなと思います。
たぶん安心したんじゃないかなとかそういうシーンだと思います。
うん。
まとめ
結構大人なホテルシーンだったと思わない?
私はプラトニックで満足感が高いラブシーンだったと思います。
今回の要点は山田は市川に肉体的に求めてほしい、というのが心の底の欲求とか不安材料だったと思うので、市川の言葉はおおむね表層を流れるだけで、彼からのキスだけでもう満たされたんじゃないのかな、という理解です。
いっぱい喋ってる市川と、その瞬間を深く感じてるだけの山田っていうのもなんというか対比っぽくて、二つで完全系というか……そういう空間のコマになっていましたね。
すごいね。
というわけで、今回私が感じたのはそういう感じでした。
個人的には流石に中学生の肉体交渉は首肯しかねるので、そういう意味でも安心でほっとしつつ、関係の深まりも見ていっそう安定感が出てきそうだなって思いました。
まさしく雨降って地固まる。
この先の二人の前に立ちふさがる困難ってどんなだろう。
そろそろどんなことでも乗り越えて行けそうですが、まだまだ目を離せない二人になりそうですね。
というところで、終わりたいと思います。
今回の報告は、以上です。
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