僕ヤバ@2巻おまけ1考察

桜井のりお先生のおまけ関連

チョコとミント

Karte21とKarte22の間に挿入された幕間。
この回は市川の矩形は少なめで、普通に語る吹き出しが多い。

なぜ山田が駐輪場に

誰かを待つ山田に対して、思わず背を向けてしまう市川。

誰を待っているかを伺う市川。
しかし座席にアイスを垂らされそうになり、思わず声をかけてしまうあたりが、実に市川らしいと思う(黙って見過ごせるほどでもない)。

やっぱこれ?と問う山田は、もちろん市川を待っている。
その後の若干の間に、山田は何を思ったか。

山田は暇であると市川に事情を話すも、市川の反応は淡白。
辞めた部活に出たら?は少々距離を取った言い方。
とはいえ山田が突っ込んでいるあたり、単純に市川の天然な面かも。

チョコミント好き?

どちらでもない市川。
めちゃくちゃ驚く山田。

チョコミントは好きか嫌いかが別れるアイスのため、山田としては予想していなかったのだろう。

じゃあ 私はどっちでShow!!

大好きか大嫌いかの二択。
答えは開示されていることから、市川に"大好き"と言ってほしかったと思われる。

とはいえ答えを待っていないこと、臆面なく言える山田を見るに時系列はやはりKarte27前と予想される。

…うん バイバーイ

別れの言葉に対する間は、何かしらの想いが感じられる。

あーーっ 待って待って

わざとらしく呼び止める山田。

大好き!!

チョコミントの回答にかこつけて市川にそんなことを言う山田。
先に言わない市川が先に言われてしまう形。

しかしながら、山田のその後の表情に照れの色はない。
単純に戸惑う市川をからかったと見て良いだろう。

チョコミントがなーーッ

生涯一大きな声を出したのは、おそらく山田が自分と付き合っているなどと誤解されないため。
※基本、市川のスタンスは山田の価値を護る。

まとめ

まだ山田が市川に恋心が無い時期のもの。
この回の山田の表情とおまけ2の染みこむ気持ちの表情を比べれば、その差は歴然。

内容としては好きなものゲームにやや共通点がある。

本当は市川に好きとか嫌いとか言ってほしかったのではないか。
上記と今回を合わせて読むとまた少し違う山田が見れると思う……よ。

今回の考察は、以上です。
以下、感想。







感想

何かと間が多い山田が気になるチョコとミント。

市川をからかう山田。
この頃の山田は友達のような違うような関係で。
ちょっとだけ特別な二人の関係がとても好きです。

この回の他愛無いやり取りがすごく貴重なものに思えてならないですね。


余談ですが、"どっちでもない"と答える市川のカメラは上から下を見ている角度。
これ、山田の視点だと見ているのですがどうでしょう。

Karte16からこういった山田の視線がちょこちょこ入るように。
市川の想いに気付いて以来、山田も近くで市川を見ているぞ、と。

山田が市川に対して察しがいいのは、山田が市川をよく見るようになったからかも。

しかし、この時の山田は市川をどんなふうに見てたんだろう……。

今回の報告は、以上です。

好きなことを好きな時に書く!それがストレスを溜めないライフスタイルなんだよ